◇４２ ページ42
◇色のない世界��
横山side
｢…どう？｣
横山｢普通に美味い｣
｢良かった…｣
横山｢酢忘れたって、甘酢を作りたかったん？｣
｢そうそう、酸っぱいのを作りたくて｣
横山｢そしたら照り焼きになったと｣
｢…ごめんなさい｣
横山｢美味しいからええやん(笑)｣
｢…そうやね、｣
横山｢今週末、大阪公演やけど来る？｣
｢行こうかな、撮影入ってないし｣
横山｢東京もどうせあいつらと来るのに｣
｢どうせって(笑)｣
横山｢重岡が目に入ってAに目いかんからな(笑)｣
｢本間に、せっかく横くんのうちわ持ってるのに邪魔されるもん｣
横山｢今年もグッズ用意しとかんでええん？｣
｢今年もちゃんと買いますよー、お母さんにも安くんの頼まれてるし｣
横山｢Aのお母さんってどんな人なん？｣
｢どんな人…関西のおばちゃんかな｣
横山｢えっ、そのままやん｣
｢いや、本間にそのまま！顔は似てるってよう言われるけど、、｣
横山｢じゃ美人なんや｣
｢程々に(笑)｣
横山｢程々って(笑)｣
｢てか横くん、｣
横山｢ん？｣
｢うちのこと美人って思ってたん？｣
横山｢ぶっ、ｺﾞﾎｯｺﾞﾎﾞｯ…｣
｢ちょっ、大丈夫！？｣
横山｢ｺﾞﾎｯｺﾞﾎﾞｯ…おま…｣
｢とりあえず、水飲んで！｣
横山｢ﾊｱ…お前なあ｣
｢横くん、うちのこと美人やなんて｣
横山｢…酒でも飲んだ？｣
｢シラフ｣
横山｢いつもやったら照れるくせに｣
｢確かに(笑)でも今日は何か受け入れられた(笑)｣
横山｢何やねんそれ(笑)｣
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作者名：からくり | 作成日時：2018年9月9日 16時
