僕のヒロインは君がいい

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大学でも俺のバイト先でも
Aは時間があれば待ってくれていた



でも




｢勝利、｣


勝利｢…｣


｢ちゃんと話したいの！｣


勝利｢ごめん、帰って｣



関わらない方がいいと思った


関わったら、あいつに酷いことさせられるんじゃないかって…そう思うだけで胸が苦しくなった



神宮寺｢でさ…バイト先の子が…｣


岩橋｢またその話？｣



2人に気を使わせてしまってる自分に
次第に腹が立つけど、今の俺には何も無かった



そんな日が何日も続いたある日
大学の前にリムジンが止まっていた



神宮寺｢俺、リムジンとか初めて見る…｣


岩橋｢誰か待ってるのかな？｣


神宮寺｢この学校、お金持ち何か居たか？｣


勝利｢結構手入れされてる…｣


神宮寺｢勝利の見るとこそこかよ(笑)｣



ｶﾞﾁｬ



リムジンからスーツを着た人が出てきた



神宮寺｢え、こっちくる｣


岩橋｢じっと見すぎたから…｣


？？｢佐藤勝利様ですね｣


勝利｢えっ…あぁ、はい｣


執事｢私、小瀧望様の執事でございます｣


勝利｢…今更、何の用ですか｣


執事｢望様から連れてくるように命じられました｣


勝利｢俺が拒否したら…｣


執事｢長谷川A様に危害を加えると申しております｣


岩橋｢勝利…｣


執事｢よろしければ、御二方もぜひ｣


神宮寺｢え、俺ら？｣

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