最年長が背負うもの。 (ページ5) - 小説

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3 ページ5

走って、道を曲がった、はずだった。

自分より、随分小さい人にぶつかる
うわっ、どうしよう…
相手、ひっくり返っちゃった

はだけたシャツを、グイグイ直しながら手を差し伸べる。

「えっと、すいません、大丈夫ですか？」

有「えっ、や、薮くん？」

「だいちゃ、」

有「薮くん、何で…泣いてるの」

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作者名：たけのこ | 作成日時：2020年3月11日 13時