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よんじゅにー ページ43

「だざーさぁーん」

「やあ玲、今回は早かったね」

「いやーあの捕虜さん、痛みに極端に強かったんですけど、快楽には順従でしたー」

「成程」





あの後、気絶している捕虜にトロロ成分入りの薬を打ち込み、目覚める前に男性の性感帯である前立腺の開発を行っていた。

1日間所謂大人のおもちゃで焦らし続けた結果、次の日に拷問部屋へ行けば、涙と涎でぐちゃぐちゃになった捕虜が玲の顔を見るなり犬のように擦り寄ってオネダリをし始めた。





「その捕虜は今は?」

「元々高血圧の人だったんで、お望み通り腹上死させてあげましたー」

「ふふ、私も玲に殺されるなら其の死に方が素敵だなァ」

「え"っ、やですよ…太宰さんの欲ってなんか凄い怖いですもん…」

「何なら今から試してみるかい?」

「お気持ちだけ受け取って起きやーす」






すすすーっと報告書を渡した後、太宰と距離を取り、其のまま後ろ手で扉を開けようとした玲よりも早く、勝手に扉が開き、目の前に居た玲は言わずもがな





ごんっっっ!!!





「んぎあっっっっっ…………!!!」

「嗚呼、玲かえ?すまぬなぁ」




ほけっとした様子で口元に艶やかな着物の袖口を持っていく人物は尾崎紅葉


音からして可也強目にぶつけた後頭部を抑えながら、震える声で「お気遣いなく……」と言う玲に悪い事をしたなぁ。と思いつつ主用である太宰へと目をやる




「首領が呼んでおるぞ。」

「物凄ーく嫌な予感しかしない」

「其れは(わっち)の口からは何とも言えぬ。」

「はぁ……玲、男臭いからちゃんとお風呂に入って良い子で待っててくれ給え。私が帰って来た時、匂いが落ちていなかったらお仕置きだからね」

「っす」



有無を言わさない。とは正にこのこと。太宰の目はガチだった。菩薩顔を決めながら短く返事をした玲を横目に太宰は部屋から出ていった。





「お主も又大変な男に好かれたのう」

「え?あー、いや太宰さん的には拾った猫の世話をしてるって感覚だと思いますよー」



ほら。と言って以前太宰から貰ったターコイズブルー色を放つネックレスを見せ「首輪」と言ってみせた玲に尾崎の目が見開かれた。





「さーってと、シコたま身体洗わなきゃなー」




「………して飼い主は何方の方やら」


鼻歌交じり足取り軽く風呂場へ向かう玲の背中に向けて放った言葉は本人達には届かなかった

よんじゅっさーん→←よんじゅいちー



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晋陽 - とても面白いです!!更新待ってます! (2018年4月1日 21時) (レス) id: c1e93ed5ca (このIDを非表示/違反報告)
アルテミス - おもしろかったです!夢主君がかわいすぎ (2018年3月25日 0時) (レス) id: ea23810468 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 山田琉愛さん» 山田さん!白烏に引き続き御愛読有難うございます!いつもコメントして頂き、その分頑張ろうと思えています!これからも宜しくお願いします!(^ω^) (2018年3月4日 5時) (レス) id: 5e1c605be1 (このIDを非表示/違反報告)
山田琉愛(プロフ) - 新作おめでとうございます!この時点でもう面白いからこれからどうなっていくのかとっても楽しみです!無理しない程度に頑張ってください!応援してます! (2018年3月2日 1時) (レス) id: abb9ea5a9e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年3月1日 1時

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