意地悪な王子様【青】 (ページ3)

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今は出会いの季節の春

私Aは念願の高校生ライフを歩もうとしています

友達も一人しかいない…ぼっちな私。

可哀想な私。

でも高校ではまた変わるはず！！そう思ってどきどきしながらも高校へと向かう

ゆ「あ、A」

『ゆなじゃーん！！おはよ！！』

ゆ「相変わらず元気だねww」

『いや、私がちめに取り柄明るいしかないからさ、』

ゆなは私の大親友

いつもへらへら笑ってる私の隣にずっといてくれる

唯一の友達。

ゆ「にしてもまさか同じ高校に行けるなんてねー」

ゆ「あんた馬鹿だからもっと下のとこ行くと思ったw」

そう。ゆなと違って私は壊滅的に勉強ができない

でも、ゆなが居なかったら結構真面目に高校死ぬと思ったから死ぬ気で勉強した

『ゆなと同じ学校に行きたかっただけだし』

そう言うとびっくりしたように目を開くゆな

え、なんか変なこと言った？

ゆ「Aがそんな理由で…」

ゆ「普通に泣きそうw」

『いやいやw普通でしょww』

ゆ「いや？wAは勉強が嫌いだからね？w」

ゆ「そんな理由でわざわざ上の高校選ぶわけが無い」

こいつの中での私一体どんなんなんだよ

『…って言ってる間についたんだけど？』

ゆ「思ってたよりでかかった…」

さすが私立高校。設備や整備がすごくいい。

見た目も綺麗だし、

ゆ「クラス表見に行くよ？」

『私…ゆなと違うクラスだったら無理なんだけど…』