４７狙う者 ページ47
大「おい」
A「？」
大ガマに手招きされたので側による。
大「ちょっと耳を貸せ」
A「う、うん」
大「本当かどうかは分からないけど、土蜘蛛の事…心配なんだろ？」
A「なっ…////何で、あんな奴の心配しなきゃいけないのよ！」
大「ったく…素直じゃねーな、思いっ切り顔に出てるぜ」
A「だーかーらー、土蜘蛛の事h…っ！」
大ガマの顔がギリギリまで迫っていた。心臓の音は聞こえない。なのに、破裂しそうなくらい暴れている。誰か…
大「この戦いが無事に終わったら、土蜘蛛にいっぱい相手してもらえ！それから、俺の相手m…」
ゴンッ
A「！」
土蜘蛛の渾身の一撃(=拳)が大ガマの頭にぶつけられた。あれは痛いよね…。
大「っ〜！テメェー、何しやがんだ！」
土「余計な事を言っている暇があるのならば、彼奴を倒してからでどうだ？」
大「…チッ、分かったよ」
土蜘蛛と大ガマは気を取り直した後、それぞれ対戦モードに入った。嫌な風が吹き始める。
大「近くにいるんだろ？さっさと姿を現しやがれ！！」
土「…」
☆.。.:*・°☆.。
？「ククク…随分と生意気な口を聞けるもんだな」
A(！？い、いつの間に…)
何の音もなく相手は現れた。声がした方に目を向ければ、フワフワと浮かんでいた。パッと見全然分からない。でも、やばそうな相手である事は間違いなかった。土蜘蛛と大ガマの構えが更に強ばる。
土「貴様…何奴だ？」
？「俺様の名は…白夜、妖魔界や人間界では知らない者などない、言わば有名人さ！」
大「有名人だと？ぷっ…笑わせてくれるぜ！」
白「何だと？」
土「吾輩も貴様のような奴、初めてお目にした、本当に有名人なのか？」
白「くっ…まー良い、用があるのはその女だ！」
A「…っ！わ、私！？」
用があるとは言っても、白夜と言う妖怪とは面識が無い。
白「そうだ！」
白夜は私に向けて何かを放とうとしていた。
大「悪ぃが、そうはいかないぜ！」
土「Aに指一本だけでも触れてみよ、貴様の命は無いかもしれんぞ！」
タイミング良く私の前に立ち、二人して白夜を睨み付けた。何気に凄い事を言っているようだけど…土蜘蛛、貴方も白夜と同じ事をしようとしたよね。
白「そう易々と手出しはしない、まずはお前らから片付けてやる、それからAを頂くまでだ！！」
何が目的なの…。
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甘栗(プロフ) - 奈乃さん» あらら、そんなにですか！？でしたら、もっと好きになってもえるような小説を書かなければ…！ (2017年10月23日 17時) (
レス) id: 48eea68ba9 (このIDを非表示/違反報告)
奈乃 - 土蜘蛛好きになりすぎて、本家より、元祖はになりそう………。 (2017年10月23日 16時) (レス) id: e19d1310b2 (このIDを非表示/違反報告)
甘栗(プロフ) - 奈乃さん» そう言ってもらえて光栄です♪土蜘蛛と夢主ちゃんがどうなるのか暫しご期待を！ (2017年10月22日 18時) (レス) id: 48eea68ba9 (このIDを非表示/違反報告)
奈乃 - この小説を読んで、土蜘蛛好きになりました！ (2017年10月22日 11時) (レス) id: c59f4f4f60 (このIDを非表示/違反報告)
甘栗(プロフ) - キノコさん» ありがとうございます♪私なりに表現していくので、暖かな目で見守って頂ければなーと思います！ (2017年8月14日 7時) (レス) id: 48eea68ba9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘栗 | 作成日時：2017年8月9日 16時
