幼い思い出 ページ18
昔話を始めるジェイドとアズール。
それがなんの関係があるのかいまいちよく掴めない。
一体何ぜそんな話を始めるのか。皆目見当もつかないCCは眉間にしわを寄せた。
｢Aはどこ？約束したのになんでいないの？
死んじゃやだ。.....こんな感じでいつも泣き声を言ってました。｣
｢は？ねぇまって。Aって.....｣
｢偶然とは思えませんよね｣
各自何かしら思うことがあるのか考え込む。
｢もし、幼い日の貴方がよく口ずさんでいたAという名前が、このAさんのことなら.......｣
.......
｢まぁ、予想に過ぎねぇンだけどね。それより今は、Aの様子の方が大切だし。なんであんなに何かに怯えてんの？｣
｢監督生さんは、関係ないのでしょうか？｣
｢たしかに。最近Aさんの様子がおかしいのに関係がないとは言いきれませんよね。なんせ同じ寮で過ごしているんですから｣
｢あ、せや。アイツ、トーちゃんから買ってもらったゆーてたペン、監督生にあげてもうたって偉い後悔しとったっけ？それ関係あるんかいな？｣
｢.......ない事はないんじゃない？｣
｢それに今日も、なんややらかしとったやん｣
｢そうなんですか？｣
｢Aの大切にしとる服勝手に来た挙句汚したんやとさ｣
｢うっわ、それは.......フォローできませんね｣
うーん
と4人同時に唸る。掴めそうで掴めないこの状況がもどかしい。これだ、という決定的なものがかけている。
｢まぁ、明日Aに直接聞いてみたらいいんじゃね？｣
｢確かに。最近、あまりちゃんとお話出来ていませんでしたしね｣
｢憶測で会話進めてても意味ないしなぁ｣
｢明日、ラウンジを休みにしましょう。この時間帯にここへ集合と言うことで。フロイドは、Aさんの説得を頼みます｣
｢りょーかい｣
｢ンじゃあ、俺はリモート出演終わるわ。サービス終了する前にflying penguin悔い残らんよういっぱいしやなあかんし。｣
｢貴方は相変わらずですね。いっそ尊敬します｣
｢CCさんホントそのゲーム好きですよね。どうです？サービス終了したその時は、キノコ栽培キットをご一緒にしませんか？｣
｢ぜったいいややわ。ンじゃあ、おやすみ｣
そう言ってプツリと切れ、画面が暗くなる。
｢では、僕達もこれで。Aさんのことくれぐれもよろしくお願いしますよ？｣
｢わかってるよー｣
そう言って2人は出て行った。
2人きりになった部屋で、静かにAの隣に座り込む。寝ている彼女の瞼が濡れているのに気づき、そっと拭う
｢悪い夢なんて、俺が魔法で消したげる｣
そう言って、いつか大好きだった子守唄を口ずさんだ
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クロ(プロフ) - コメント失礼します。もう、読む度に涙が…(/_;)更新楽しみにしてます！早く夢主に幸せが訪れて欲しいです… (2020年8月20日 16時) (
レス) id: 06dceaafd6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっこ(プロフ) - よるさん» コメントありがとうございますっ！自分の小説で泣いてくださるなんて.......！！ありがたすぎます！ (2020年8月18日 19時) (レス) id: c74c94ff2f (このIDを非表示/違反報告)
ゆっこ(プロフ) - 小宮さん» コメントありがとうございますっ！！父親はクソですね笑 多分誰か気づいてくれます！楽しみしててくださいぃ！笑 (2020年8月18日 19時) (レス) id: c74c94ff2f (このIDを非表示/違反報告)
ゆっこ(プロフ) - アップルパイ♪さん» コメントありがとうございますぅう！！........いつか帰ると思います(？)笑 これからもよろしくおねがいします！ (2020年8月18日 19時) (レス) id: c74c94ff2f (このIDを非表示/違反報告)
ゆっこ(プロフ) - 奏音☆色音さん» いつもコメントありがとうございますぅう！！地獄に落ちるよう願っといてください笑 これからもよろしくお願いします！ (2020年8月18日 19時) (レス) id: c74c94ff2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆっこ | 作者ホームページ：https://www.pixiv.net/novel/series/1297564
作成日時：2020年8月12日 15時
