記憶のかけら ページ16
「俺さぁ、たまぁに変なこと思い出すンだ〜。最近それが結構多い」
「…貴方、昔はよくおかしな事言ってましたからね。それも、ある日を境にパタリと無くなりますし、しかも言ったことを忘れてるんですよ」
「何それ、初耳。詳しく聞かせてよ」
「アズールを待ちましょう
.......CCさんは連れてくるのも面倒なのでリモート参加でお願いしましょう」
「はは、ウケる」
適当な場所に腰を掛け、CCに連絡を取るジェイド。
「なんや、ジェイド。俺はなんでリモート出演しとるんや?」
「めんどくさかったので」
「いいじゃん別に。ギギちゃんはいちいちうっせェなぁ」
「理不尽」
「んで?何の用?」
「実は.......」
これまでの成り行きをCCに説明するジェイド。
フロイドはと言うと、Aの隣に腰を下ろし前髪を撫でていた。
「ほー、それはけったいやなぁ」
「というか、CCさんって私たちの前では独特な話し方になりますよね」
「それ俺も思ったぁー!Aもたまにそんな感じで話すよねぇ.......もしかしてさぁ、同じところからきた?」
「なんや、フロイド。お前Aのこと知っとったんか」
「ギギちゃん知ってんの?」
「ちょっと待ってください。話についていけないのですが」
「何をしているんです?」
「アズール!丁度いいところに」
CCとフロイドの間で何か勝手に話が進んでいて、ついていけないジェイド。丁度その時、アズールが来たので一区切りつける事が出来た。
「まず、順を追って話しましょう。」
「ンじゃあ、まず俺ね。昨日の夜Aが来たんだけど」
Aと話した会話を、大雑把に伝える。
学園長と喧嘩した事。
その原因は自分にあると泣き出したが、実際何が原因で喧嘩になったかは聞き出せなかった事。
学園長に聞きに行けばAは悪くないと一点張り。
「.......なんか、おかしいな。
アイツ自分悪ないのにブたれたんやったらやり返しそうやのに」
「いや、それはまァ」
.......
「それで?」
「CCさんとフロイドはAさんの事を何か知っている様子ですが?」
「あー.......話してもいっか。本当はAの口から直接聞く方がいーんだろうけど。まぁ、本人も言うタイミング見計らってたっぽいし」
「俺は別にかまへんで」
フロイドとCCがゆっくりと語り出す。
772人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
クロ(プロフ) - コメント失礼します。もう、読む度に涙が…(/_;)更新楽しみにしてます!早く夢主に幸せが訪れて欲しいです… (2020年8月20日 16時) (レス) id: 06dceaafd6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっこ(プロフ) - よるさん» コメントありがとうございますっ!自分の小説で泣いてくださるなんて.......!!ありがたすぎます! (2020年8月18日 19時) (レス) id: c74c94ff2f (このIDを非表示/違反報告)
ゆっこ(プロフ) - 小宮さん» コメントありがとうございますっ!!父親はクソですね笑 多分誰か気づいてくれます!楽しみしててくださいぃ!笑 (2020年8月18日 19時) (レス) id: c74c94ff2f (このIDを非表示/違反報告)
ゆっこ(プロフ) - アップルパイ♪さん» コメントありがとうございますぅう!!........いつか帰ると思います(?)笑 これからもよろしくおねがいします! (2020年8月18日 19時) (レス) id: c74c94ff2f (このIDを非表示/違反報告)
ゆっこ(プロフ) - 奏音☆色音さん» いつもコメントありがとうございますぅう!!地獄に落ちるよう願っといてください笑 これからもよろしくお願いします! (2020年8月18日 19時) (レス) id: c74c94ff2f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆっこ | 作者ホームページ:https://www.pixiv.net/novel/series/1297564
作成日時:2020年8月12日 15時