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キーンコーンカーンコーン…。
時間を知らせるチャイムが鳴り、佐々木くんが号令を掛ける。数学の先生は背の高い男の先生だ。良くあだ名で呼ばれているかなり親しみやすい印象である。教科書とノートを開いて先生の話を聞きながら問題を解いていく。問題を解き終われば先生が私を指名した。
数学教師｢あ〜、じゃあ、東雲。この問題前でやってくれるか？｣
｢はい｣
席を立ち上がり黒板に答えを書いていく。この問題は基礎がしっかり出来ていないと間違えてしまうし、引っ掛けも入っている。だからか苦手意識を持っている人が多いようにも思える。書き終われば椅子に座る。どうやら正解していたようだ。良かった…と内心ほっとしながら授業を受けた。
昼休み。彰人に意見を聞いてみようと思い、1年C組の教室へと向かう。チラッとドアから教室を覗けば彰人はクラスメートと話しているようだ。クラスメートと話しているし声を掛けるのは悪いか…と考えていればクラスメートの1人が私に気付いた。
クラスメート3｢おっ？彰人､彼女来てるぜw｣
彰人｢はっ…？……姉貴だし。｣
クラスメート3｢まじかよwお姉さん美人だなwほら、早く行ってこいよっ！｣
彰人｢お、おう…。｣
そう言って私の方へと歩いてくる。目の前まで来れば私に言った。
彰人｢……何だよ｣
｢ごめん、話してる時に…。体育祭の係何が良いと思う？迷っててさ…。｣
彰人｢それは気にしてねぇよ。前と同じで放送係が無難じゃね？姉貴がやりたい奴やれば良いだろ。｣
｢そうだよね〜､…決めたっ！私放送係にする！意見聞かせてくれてありがとね〜。｣
彰人｢おう。｣
とりあえず彰人の意見を聞いて放送係にしようと決めたのでお礼を言ってから教室へ向かって歩いていく。その時、後ろから声が掛けられた。聞いた事のある懐かしい声、もしかして…と私は勢いよく後ろを向いた。
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夜桜梓(プロフ) - あさん» すみません…！名前変換について､多分出来ていると思うのですが…。自分で読む時に名前を設定するとちゃんと変換されてるんですが､設定が違うんですかね…。すみませんが､直すのに時間が掛かるかも知れません。申し訳ないです。 (2022年4月5日 2時) (
レス) id: f7c79987ec (このIDを非表示/違反報告)
あ - 名前変換ないの？読む気なくす (2022年4月5日 1時) (レス) id: 8a27fed9d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜桜梓 | 作成日時：2022年2月26日 20時
