7止める ページ10
私が二階に上がるのを見てメリオダスは私を追いかけて部屋まで来ていた。
メリオダス「サラ！」
「何？メリオダスも私に文句を言いに来たの？」
メリオダス「うんにゃ！唯今はお前と一緒に居たいんだ。」
メリオダスは笑顔でそう言う。
私はそんな笑顔に少しだけ懐かしくなり次第に視界が滲んでくる。
それに気づいたメリオダスは私の体を抱き寄せギュウウと胸の中に抱き締めた。
「う、うぁぁぁぁぁぁ」
私はメリオダス以外に弱味なんて見せたくないから必死に声を抑える。
メリオダスは私の背中を擦ったりポンポンと優しく叩いてくれる。
私はそんなメリオダスの行動に拍車がかかり
今までのことを話す。
メリオダスと別れて何があったか
とてもつらく悲しいことがあったと
その度メリオダスは相槌を打ったり「大丈夫だ」と言ってくれる。
いずれ私はまた眠りの中に誘われていった。
─────────
メリオダスside
そっとサラをベッドに下ろす。
そして、思い出すのはあいつがディアンヌに言った言葉だった。
「じゃあ君はいきなり誰かもわからない奴に力を貸せと言われて貸せるのかい？」
サラそう聞いたあと確かに言った言葉
がある。それは
「・・・私はメリオダス以外誰も馴れ合わない」
最後の言葉は俺にとってうれしい物だったが同時に悲しい物でもあった。
こいつはきっとまだ、あのときのことを過去に縛られている。
全四種族に復讐をしたいとも言っていた。
正直俺はそれは反対だ。
だから、俺はこいつを守るのと同時にこいつを止めなければならない。
お前はいつも一人で抱え込んで誰にも相談せずにいつも心配かけまいとしているが、俺にとって、それがとても心配でならない。
俺は寝ているサラの唇に俺のものを重ねた
そして、寝ているサラに一言
メリオダス「好きな女くらい守らせろよ」
と呟いた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 135人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ロハ(プロフ) - 御指摘ありがとうございます！！今すぐに直すことは難しいですが用事が終わり次第直してきます (2020年1月23日 4時) (
レス) id: 1455ac74bc (このIDを非表示/違反報告)
七海(プロフ) - サーペットじゃなくて、サーペント・シンだと思いますよ？ (2020年1月23日 0時) (レス) id: 9795adedef (このIDを非表示/違反報告)
いろは(プロフ) - はい！結構遅めの更新ですけど、よろしくお願いします！ (2018年5月23日 6時) (レス) id: d2cb281009 (このIDを非表示/違反報告)
#猫松[メリオダスGirl](プロフ) - とっても面白いですな！更新がんばだぞ！よければ私の小説も見てみてくれ！ (2018年5月23日 1時) (レス) id: 020f87e880 (このIDを非表示/違反報告)
まぃ(プロフ) - はい！見させていただきます！ (2018年2月4日 22時) (レス) id: fa92bd9a65 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まぃ x他3人 | 作成日時：2018年1月20日 21時
