14嫉妬 ページ17
パンパン
メリオダスが手を叩き
メリオダス「さあッ!仕事だ!!じゃんじゃん働こう!!」
私達はそれを合図に動き出した。
私は取り合えずメリオダスに食料庫の場所を聞き食料とって戻ろうとすると、中から話し声が聞こえる。
エリザベス「あの・・・私にもウェイトレスの仕事をさせてください。
もうケガはなんともありません!」
王女さんは誰と話しているんだ?と話に耳を傾けているともう一人の声が聞こえる。
メリオダス「・・・無理だけはすんなよ?」
エリザベス「はいっ!」
とそんな仲良さげな声が聞こえた。
すると、私の胸は今度はドキドキとは違う胸が締め付けられるような痛みと苦しさを感じた。
私は少しだけ我慢をし食材を置いてまた食料庫に行くと、王女さんとメリオダスが私に気付かずに話し込んでいる姿を横目で捉えた。
私は思わず少し早足になり食料庫へと突き進んだ。
バタン。
ドアを閉めると襲ってくる孤独感と胸の痛み
関係無いのに・・・
メリオダスがたとえどんな女の子と付き合おうが、話そうが関係なんか無いのに・・・。
何故だか胸が苦しい。
何なの?この痛みは。
私はこのときあまりにも人と接していなかったので、これが「嫉妬」と呼ばれるものとは知らなかった。
─────────────────────
?「オイオイお前こんなところで何してんだよ?」
いきなりそんな声が聞こえた。
私は咄嗟に顔をあげるとそこにはフォックス・シンがいた。
「あなたこそ逃げたんじゃないの?フォックス・シン」
私がそう言うと、フォックス・シンは
バン「あ〜〜まぁこっちにも色々あったんだよ♪」
と返された
バン「てゆうかよーてめぇのフォックス・シンってどうにかならないわけ?」
といきなり言われた。
私は思わず「は?」とすっとんきょうな声が出た。
バン「だからよー俺の名前はフォックス・シンじゃなくて「バン」だからよそう読んでみろよ♪」
「・・・何でいきなりまた。
しかも君は私の事を嫌っていた筈じゃない?」
「どういう風の吹き回し?」
と私が聞くと
バン「心変わりしたんだよ。そりゃ、今でもてめぇの態度は頭に来るけど、昨日のテメェをみたら憎めなくなったんだよ」
そう言われ昨日のことがよみがえる。
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ロハ(プロフ) - 御指摘ありがとうございます!!今すぐに直すことは難しいですが用事が終わり次第直してきます (2020年1月23日 4時) (レス) id: 1455ac74bc (このIDを非表示/違反報告)
七海(プロフ) - サーペットじゃなくて、サーペント・シンだと思いますよ? (2020年1月23日 0時) (レス) id: 9795adedef (このIDを非表示/違反報告)
いろは(プロフ) - はい!結構遅めの更新ですけど、よろしくお願いします! (2018年5月23日 6時) (レス) id: d2cb281009 (このIDを非表示/違反報告)
#猫松[メリオダスGirl](プロフ) - とっても面白いですな!更新がんばだぞ!よければ私の小説も見てみてくれ! (2018年5月23日 1時) (レス) id: 020f87e880 (このIDを非表示/違反報告)
まぃ(プロフ) - はい!見させていただきます! (2018年2月4日 22時) (レス) id: fa92bd9a65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まぃ x他3人 | 作成日時:2018年1月20日 21時