ドタバタ☆初入浴�� ページ29
『ノエルだって私より年下なのに発育良いし、なんでだろう？』
確かにアイツもAとは違うよなー。服の上からでも分かる程にボリュームがあるし……って、これじゃあ俺も他のヤツらのこと言えないか。
「ヤミさん。そのニヤニヤ顔やめてもらっていいッスか？」
「いやあ、お前の貴重な顔みたわ。ごちそーさん」
「(くそっ、殴りてェ)」
一人で拳を握っていれば、何を思ったのかヤミさんが全員に聞こえる声を上げたのだ。
「いいかお前ら！ くだらねー妄想はそれまでにしとけ。もっと楽しみ方があるだろーが」
「覗くぞ、女風呂」
「「「！！？」」」
突然の発現に周囲にどよめきが走る。
顔を赤くする者、動揺する者が居るものの、ヤミさんの提案を蹴ろうとする者はいなかった。
確かにと女風呂側へと目を向ける。
確かに、口は悪りィがスタイル抜群のアネゴレオンに高嶺の花と言われる野薔薇団長。騎士団内でもファンの多いAたちが居れば生唾を飲み込む野郎共が出てきても可笑しくはない。
元より騎士団内での男女の比率は露骨すぎたし、数少ない女騎士が一同に集まっているこの状況での覗きはまさに好機。
ヤミさんは野郎たちを誘導するように甘言を吐く。
「うるせーヘタレ共だな」
「男に生まれたからはやるだろうか。命を賭けても」
「どんな男でもそうだ。クールくんもホントは見たいんだろ？」
ヤミさんの“男とは”の定義はズレている気がするものの、男気の強い紅蓮の集団を揺るがすには丁度良い言葉だったかもしれない。
ユノにまで声を掛けたヤミさんの挙動を黙って見守る。
「いや、見たくないです」
「テメェコノヤロ。恰好付けてんじゃねーぞ。爽やかイケメンコラ」
「いや、だからオレこーゆーキャラじゃないんでヤメテください」
「(最終手段だな)」
ヤミさんはユノに近づいたと思えば、耳元で囁きだした。するとポーカーフェイスを僅かに崩したものだから、ヤミさんの発言に大よその見当がついてしまうのだ。
僅かに縦へ首を振ったユノを見た瞬間に、ヤミさんの勝ちが決まった瞬間だった。
次に標的にされたのはレオポルドだ。
「あの熱血真面目大王と一緒でどーするんだよ。テメーはアイツを超えるんだろーがよ」
「！ よォォォし！ 覗くぞォ！ 男見せてやれえええええ」
「「おおおおお！」」
レオポルド陥落。
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そよ(プロフ) - 神崎さん誠に失礼だとは思いますがエト君の設定と名前をわたしの小説に使わせていただく事は、できませんか? (2022年1月5日 23時) (
レス) id: b161648529 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新頑張ってください！！！！ (2020年2月2日 15時) (レス) id: e826140184 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新待ってます頑張ってください！オチはノゼルがいいです！ (2019年11月10日 18時) (レス) id: e826140184 (このIDを非表示/違反報告)
神崎(プロフ) - 鬼道希咲さん» お返事遅くなて申し訳ありません。ノゼルさん推しですか！ 私も一番最初に好きになったのがノゼルさんなのでうれしいです！ 落ちはあんまり考えてなかったですが、これからもバンバン絡んでもらおうと思ってます！ (2019年4月4日 20時) (レス) id: 82f870f677 (このIDを非表示/違反報告)
鬼道希咲(プロフ) - ヤバイヤバすぎます私はノゼル兄様が推しなので読んでてヤバイです。これからも頑張ってください！出来れば落ちはノゼル様がいいです！！！これからも頑張ってください！応援しています。 (2019年3月4日 21時) (レス) id: 6417bfc3ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神崎 | 作成日時：2018年11月4日 16時
