合宿参加リスト�� ページ19
「Aか！ 大きくなったな！」
『メレオ姉さまもお元気そうでなによりです。改めて挨拶へお伺いさせて頂くつもりでした』
「似なくても良いのに、堅苦しさは愚弟に似たようだな」
小首を傾げた私の頭を乱雑に撫ぜ、豪快に笑い飛ばしたメレオ姉さま。その笑顔は以前と変わらずで、つられる形で笑みを浮かべてしまうのだ。
「貴様も随分と成長したようだな。目付きの悪いガキが一丁前になりやがって」
「お久しぶりでございます、アネゴレオン様」
「誰がアネゴレオンだ」
彼女の視線はエトへと向けられる。敬語で話すエトの姿にアスタたちは目を剥いて驚いていたが、長年の付き合いであれば、変わり身の早さは慣れっこである。
ただ、口の悪さを隠せないのもまた事実であって、笑顔でメレオ姉さまと口喧嘩する姿はお馴染みと言えばお馴染みであるのだ。
「来い、A」
『え？ あ、はい』
アスタやユノが捕らわれている経緯を訊ねる前に、メレオ姉さまは足早に歩き始めてしまう。少し駆け足でその後を追えば、ヤミさんやシャーロットさんの前へと辿り着く。
メレオ姉さまに気付いたヤミさんは彼女に捕らわれているアスタたちを見て爆笑し始める。
「小僧、捕まってやんのー！」
「貴様もだ」
「え゛」
「(ヤミめ、いい気味だな)」
「貴様も」
「え゛」
「あ！ バカスタ！ こんなところに居たの？！ カホノ達の見送りに来なさ――」
「キサマ」
「え゛」
ヤミさん、シャーロットさん、そしてなぜかこの場に居合わせてしまったノエルまでもがメレオ姉さまによって捕らえられてしまうのだ。気付けばエトも捕まったようで、アスタが言うようにブドウみたいだという表現はあながち間違っていないのだろう。
「で、お前も行くよな？ A」
『あー、はい。行きます、行かせて頂きますッ！』
もふもふに興味はあったけれど、傍から見た時の絵面を知ってしまってはその一員になりたいと思わない。やることは沢山あったけれど、メレオ姉さまに凄まれては頷くしか出来ないでいたのだ。
こうして紅蓮の獅子王団一行と私たちはメレオ姉さまの言う“温泉合宿”へと向かうことになったのだ。
『(仕方ない、プロモーション戦はヌガに一任しようか)』
「ッ！ 何処からともなくAさんが俺を呼んでいる気がする！！？」
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そよ(プロフ) - 神崎さん誠に失礼だとは思いますがエト君の設定と名前をわたしの小説に使わせていただく事は、できませんか? (2022年1月5日 23時) (
レス) id: b161648529 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新頑張ってください！！！！ (2020年2月2日 15時) (レス) id: e826140184 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新待ってます頑張ってください！オチはノゼルがいいです！ (2019年11月10日 18時) (レス) id: e826140184 (このIDを非表示/違反報告)
神崎(プロフ) - 鬼道希咲さん» お返事遅くなて申し訳ありません。ノゼルさん推しですか！ 私も一番最初に好きになったのがノゼルさんなのでうれしいです！ 落ちはあんまり考えてなかったですが、これからもバンバン絡んでもらおうと思ってます！ (2019年4月4日 20時) (レス) id: 82f870f677 (このIDを非表示/違反報告)
鬼道希咲(プロフ) - ヤバイヤバすぎます私はノゼル兄様が推しなので読んでてヤバイです。これからも頑張ってください！出来れば落ちはノゼル様がいいです！！！これからも頑張ってください！応援しています。 (2019年3月4日 21時) (レス) id: 6417bfc3ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神崎 | 作成日時：2018年11月4日 16時
