許して、イケメン様! ページ3
そのままストレッチを続けていると新たな来訪者が。
宮城「由伸さん!と、山風くん」
由伸さんのチームメイト、宮城大弥くんがきた。
「あ、え、山風優弥っていいます…」
宮城「宮城大弥です笑。年齢も近いしそんな気を使わなくていいっすよ」
「宮城さんこそ敬語やめてください笑。僕後輩ですから」
山本「なんなんお前らお見合いなん?笑」
頭をぺこぺこ下げ合う僕らを見て、由伸さんは大爆笑だった。
宮城「じゃあ、やんちゃんってよんでいい?」
「嬉しいです!僕は…みやちゃん?」
山本「ずいぶん可愛ええ呼び方やな笑」
僕とみやちゃんは肩を組んだ。
……といっても、身長差あるから僕がみやちゃんの背中に、みやちゃんが僕の腰に、手を回しただけなんだけど。
宮城「……やんちゃんめちゃくちゃスタイルいいね。腰の位置がここだもん」
「いや、そんなことないですよ。みやちゃんも足長いと思います」
宮城「うーん…先輩後輩って言っても1年しか変わらないし僕に対してもタメ口でいいよ?」
「いいんですか?生意気とかなりません?」
宮城「ならないならない笑。呼び方みやちゃんなのにバリバリの敬語は逆におかしくない?笑」
優しいみやちゃん!
女神さまみたい!
「でもそんないきなりできないですよ〜笑。僕、みやちゃんのこと尊敬してるんで!」
山本「え〜?俺のことは?」
「由伸さんももちろん尊敬してまーす」
山本「お前ふざけてるやん笑。あっそー」
「嘘です!冗談です由伸さん!」
由伸さんに慌てて抱きつく。
「由伸さん本気で尊敬してます〜」
山本「……」
「由伸さ〜ん…」
声をかけてもそっぽ向いてる。
山本「なに優弥」
「つめたぁ〜い!許してくれてもいいじゃないですか!」
必死に縋り付くと、由伸さんは少しだけ笑った。
山本「じゃあ俺のこと好き?笑」
「大好き!(ギューッ)」
抱きつく。
山本「なら許す」
由伸さんもハグし返してくれた。
「へへっ。…案外チョロいな由伸さん」
山本「……。へーそんなこと言うんやな、優弥。もうご飯連れていかんからな」
げっ。聞こえてないと思ったのにバレてる!
「もちろんそんなこと思ってないですよ〜。今のは言葉のあやってやつで」
山本「知らんぞ!」
「ひどーい」
side宮城
え、なに、僕空気じゃん。
てか由伸さんめちゃくちゃデレてるし。
やんちゃん仲良くなるとあんな感じなのかな。
僕ももっと仲良くなりたい!
___
なんかキャラ崩壊?
すみません笑
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作者名:ななせ | 作成日時:2023年5月8日 23時