イケメンだなこの人! ページ2
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一旦ホークス所属でいきます!
侍ジャパンとしてのお話がメインなので、
他球団の選手ともたくさん絡んでもらうつもりです
(作者の好みにより偏りが出そうな気がしますが……)
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やばい。
非常にやばい。
ホークスのピッチャー陣が誰もいないなんて!
もはや笑てまうやろがい!(?)
宮崎キャンプにて。
僕はいつもみたいに毅さんや湧悟さんに絡もうと気楽に思ってたのに。
そうだ、ここは侍ジャパンじゃ〜ん!
僕が1番後輩だし、さすがにいつもの感じではいけないよ〜泣。
??「優弥〜」
え。この声は…
振り返ってみればご名答。
「山本さん………」
あの、球界のエース、オリックス・バファローズの山本由伸さんだ。
僕はオールスターすら出たことないペーペーだから他球団の人との絡みはほぼないんだけど、京セラドームで迷子になったときに助けてくれた人。
山本「久しぶりやん、相変わらず嫌なピッチングしとんな〜」
「山本さんお久しぶりなのになんてこと言うんですか!」
思わず睨むと、山本さんは愉快そうに笑った。
山本「お前相変わらず可愛ええな笑」
「かわいいは嬉しくないです…」
山本「いいやん別に。褒めてるやん。それよりなんで山本さん呼びになってんの?」
「いやぁ〜久々ってなんかちょっと怖いじゃないですか最初」
山本「なんでなん笑。はい、呼んでみ?」
「…由伸さん?」
山本「いいやん」
やま…由伸さんは満足そうに笑った。
くっそ。相変わらずイケメンだなこの人。
僕の肩に手を伸ばす。
山本「お前またデカなった?」
「僕だってウエイトしますからね!筋肉量は増えましたね、多分!」
山本「優弥の感じやったら宮城ぐらいの大きさが可愛ええのにな」
「別にいいじゃないですか」
由伸さんは冗談冗談、と軽く笑った。
山本「こんな端っこで何してるん」
「だって…。僕が1番下ですし、みなさんオールスターとか、これまでの代表とかで絡んでるじゃないですか〜」
山本「まあ、そやな」
「僕、そんなんいっこもないですし、ホークス陣はみんな野手だし…」
山本「要するにぼっちってことか」
「言わないで…。事実ですけど」
由伸さんにおちょくられながらも僕はストレッチを続ける。
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作者名:ななせ | 作成日時:2023年5月8日 23時