ちょっと待て、それは聞いとらん。3【鬼滅の刃】

え、ハジメテだよ？ ページ24

無惨に連れ去られ、行き着いた先はめっちゃ広い部屋だった。

『え、広。てかベッド。この時代にベッドなんてあったんか。』

鬼「すぐメタ発言するの辞めようか。洋服が入ってきてるんだからあるでしょ。富豪の家とか。多分。」

いや、多分かいな。とツッコミを入れる。

もはやこの状況で平然を保っていられるってどういう事ですかね。

『てか、なんでここに連れてきたん』

鬼「？寝るためだろう？」

いや、無惨さんよ。そんな当たり前だけど風に言われましても.........。

『私が？』

鬼「私と。」

『え？』

鬼「寝るの。」

『.............................は？』

どこでって聞くと、そこ(ベッド)以外無くねって言う顔された。ぴえん。

『いや、ちげぇよ。一緒に？！』

鬼「え、一緒じゃないの？」

え、なんでこいつ当たり前だけどって言う顔してんの？(2回目)

鬼「.........そんなに、私と寝るのが嫌か。」

『へっ？！アッ、ちょっと待って、顔抉れる.........。急に鬼の姿になんないで。』

鬼「私と寝るのが嫌か。」

瞳孔を大きく開き、無惨は鬼気迫るように再度そう問うた。

『エッ..........急に元のキャラ.........。』

鬼「私に逆らう気か。」

ホントにどうした(困惑)

無惨が原作と同じような威圧を纏い、爪が伸びた手で私の頬を押す。
待ってホントに抉れる。

鬼「A、答えろ。」

『................ごめんごめん何でもするから！無惨、寝よか！』

もうどうにでもなれ。
急に元のキャラに戻ってチビりかけたよ。

こんなやつと戦ってたのか.......鬼殺隊は......。怖。

鬼「お前からそんなことを言ってくれるとはな。」

無惨は機嫌がよくなったのか、いつも通りに戻り、ベッドの上に私を降ろした。




『...........うん、で、無惨は私に馬乗りして何がしたいのかな？』

鬼「..........分かっているだろうに。」

さっきのおふざけとは一変、私の全神経全細胞が危険信号を発信している。

『おい無惨待て........っ！』

無惨を止めようとした途端、無惨は私の首筋に顔を填め、そこからチクリとした痛みがした。

『痛っ！なした？！』

鬼「.........うまいな。」

無惨はペロリと舌舐めずりしてそう呟いた。

『お前.........鬼にしようとしてる.....？』

無惨に対する思いが恐怖にぬり変わった今、私は無惨に言った。

鬼「いや、違う。ただ、お前血は美味いか味見しただけ。」

それでも十分怖いぞ無惨。





いやぁ。文字数！！！

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