ちょっと待て、それは聞いとらん。3【鬼滅の刃】

ココガ死後ノ世界カァ(白目) ページ2

『───ギャァァァッッ！！.........って、あれ？』

コ コ ど こ ?

え？どこ？みんなも居ないし。私しかいないけど。どこっすか？ここ。

辺りは家のまわりと余程変わらない田舎な風景と、「ピーヒョロ」とトンビの鳴き声が聞こえた。

ていうか........、

『.......生きてる？』

いや、死んだのか？
ここは死後の世界か？


うんうん考えていたけど、結局分からずじまいで、気づけば夕日が沈もうとしていた。

『.......って夜じゃん。家無いじゃん。鬼滅の世界だったら鬼出るじゃん。』(特大フラグ)

ん？待てよ。今フラグ建った？

「美味そうなニンゲンだぁぁー！！」

『え、ちょっまっ』

え、何この人こっっっわ！！！

全力で走って来たんだけど。

「止まれぇぇぇぇぇ！！」

『止まれっ言われて止まる人、居ないと思いますよ？！』

捕まらないように走りながらそう叫ぶ。



え、てか、私、走るの早くね？こんな運動神経良くなかったよ？
さっきの人「美味そうな人間」って言った？
え？もしかしなくても鬼？


『フラグ回収乙ぅぅぅぅぅぅっっっっ！！！！』

ここは鬼滅の刃の世界でしたぁぁぁ！！！
私、トリップしたんだぁぁー！！

嘘でしょ？！

まあ、とりあえず、

『だぁれか助けて下さーーーーい！！！』

叫ぶ←

？「水の呼吸 壱ノ型 水面斬り」

不意にそう声が聞こえた。

そして、鬼(？)は頸を斬られ、塵と化していた。

いやマジじゃん。マジで鬼滅の刃じゃん。(白目)

？「......大丈夫か。
？！Aか....？！」

私を助けてくれた人は、

『とっ.........！冨岡さぁぁぁぁんっっっ！！！』

天然ドジっ子、ギユウ・トミオカでした。←

思わず私は冨岡さんに抱きついた。

『冨岡さんだぁぁ！良かったよぉぉぉ！』

冨「？！、？！」

冨岡さんすごい驚いてるけど、とりあえず泣いといた。←おい




.





『冨岡さん、すみませんでした。』

冨「....大丈夫だ。」

ひとしきり泣いた後、私は冨岡さんの屋敷に来ていた。

いや、本物やばい。実物すげぇ。
マジで鬼滅の刃だ。これ。

冨「....(今日はここに)いろ。」

『？.......あ、分かりました！ありがとうございます！』

多分冨岡さんは「ここに居ろ」って言ったと思う！(大正解)




いやまじ、明日からどうなるんだよ。
不安を抱えながら冨岡さんが準備してくれた鮭大根を頬張った。
あ、美味しい。



.

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