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十二鬼月と少女 ページ6

_翌日の夜

私は無惨に買ってもらった簪を着けてみんなの元へ向かった。

どうやら上弦が集まっているらしい。

『...いた。』

とてとてと歩いて童磨の後ろに立ち、手を回した。

『どーま。』

「わあ!Aちゃんじゃないか!
びっくりしたよ〜!元気だったかい?」

童磨は驚いたようにそう言った。

『元気だし強くなったよ。童磨は?』

「俺も強くなったよ〜!女の子いっぱい喰べたからねー!」

と、童磨と話していると、

「おい、A。」

無惨に話しかけられた。

『?なぁに?』

「今は大事な話をしているんだ。向こうに行け。」

無惨に出ていけと言われた。

やだね。

『私だってみんなとお喋りしたいし。無惨ばっか狡い。』

そう言うと無惨は何故か心臓を抑えるような体制をとった。

え?なんで?

(くっ...!私のAが可愛い...!!)

無惨はただ悶えていただけだった。

(((無惨様ー!?!)))

上弦の鬼達は無惨を心配していた。

この場はAがいる前までは緊張漂う空気だったが、Aが現れたことによって混沌(カオス)空間となったのだ。

『だめ...?』

その言葉が無惨の心に追い討ちをかけた

「大丈夫だ。そこにいろ」

やった。

『堕姫ちゃーん』

「Aちゃん今日も可愛いわね!」

今度は堕姫ちゃんの方へいった。

『堕姫ちゃんも可愛いよ。』

「〜っ!何この天使!!」

堕姫ちゃんはそう言い、私の頭を撫で回した。

『わっ』

「...?Aちゃんが着けてる簪可愛いわね!」

不意にピタッと撫でるのをやめ、堕姫ちゃんはそう言った。

『!!でしょ!無惨から貰ったんだー』

「?!そうなの?!よかったわね!」

堕姫ちゃんと暫く話した後、猗窩座の所に言った。

『猗窩座ー』

「おう。」

猗窩座に話しかけると分かっていると言ったように短く返事がきた。
そしてヒョイと猗窩座に肩車してもらった。

『猗窩座は筋肉むきむきだねー』

「鍛えてるからな」

『猗窩座はかっこいいねぇ』

「「「何ッ?!」」」

皆(一部除く)が反応した。

「...お、おう///」

「いやいやいや、猗窩座殿より俺でしょ?!」

「は?!それはないだろ!!」

「...いや...私だ...。」

「違います!!この美しい私ですよ!!」

「「「ないないないない!!」」」

「ヒョッ?!私に対して酷くないですか?!」

「...皆何を言っているAの1番は私だぞ」

「「「...そ、そうですね」」」

『あ、こくしぼー』



___
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廣岡唯 - うううううう (4月30日 15時) (レス) @page4 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
梅昆布茶(プロフ) - 白玉の星さん» いやぁ、嬉しいなぁ!絵文字大量は私がよくやること(笑)泣いた分だけ笑え!! (2020年7月7日 18時) (レス) id: 5125d15ab3 (このIDを非表示/違反報告)
白玉の星 - ボロッボロ泣いたけど最後で笑ってしまった…絵文字大量はヤバい (2020年7月7日 10時) (レス) id: 5158f6f325 (このIDを非表示/違反報告)
梅昆布茶(プロフ) - yuzuw777さん» え、いってらっしゃい!まだあとちょっと続くよ!!お楽しみに!! (2020年5月31日 12時) (レス) id: 5125d15ab3 (このIDを非表示/違反報告)
yuzuw777(プロフ) - 梅昆布茶さん本編の完結おめでとうございます!!!すっごい面白かったです!これから2回目行ってきます(要らなすぎる報告) (2020年5月31日 7時) (レス) id: 77b858ed33 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:∞輪廻∞ | 作成日時:2020年4月22日 2時

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