26話 ページ40
Aside
お風呂から出て、リビングに戻ると沢山のご飯が机に並べられていた。
炭「あ!Aさん湯浴みから上がったんですね!ご飯出来たので食べてください!!」
炭治郎が傍に来て、そう言った。
『うん。分かった。』
私はそう言って食卓に着く。
セ「俺、めっちゃ頑張ったで、沢山食べるんやよー!」
センさんがキッチンからそう言った。
まだ何かを作っているようだった。
『いただきます』
坂「おう!食べや!」
志「お前まるで自分が作ったみたいに言うけどこれ全部作ったのはセンラやからな?」
まーしーの声にさかたんは、わ、わかっとるわ!と焦りながらそう言った。
俺は近くにあったお肉を箸でつまんで口に入れた。
そして白いご飯を口に運ぶ。
おかずとご飯を食べる動作を何度も何度も繰り返す。
知ってる味に、食べなれた味に感動したのか、別のことなのか分からなかったが、涙か溢れた。
涙が溢れても俺はご飯を食べ続けた。
おかずを何皿も平らげて、ご飯も何杯もお代わりして。
そして、
『ご馳走様でした。』
セ「おん、お粗末さまでした。」
箸を置き、手を合わせる。
そして俺は特に考えることも無く、自室に入り、ベッドに潜る。
目を閉じれば今日の試合の最後のあのシーンが蘇る。
勝敗を決めたあのトスミスが。
【緑扇高校 東A!!まさかのトスミスッッ.........!!】
耳にこびりついた実況者の声が。
ボールが落ちる瞬間の静けさが。
ワァァァァァァァッッ!!!!!!
1拍置いて聞こえた歓声が。
澤「お前のチームはお前だけが強い」
藍良の声が。
『──さァ、アバレようぜ』
あんなふうにカッコつけた自分が。
『────ふ』
嫌でも鮮明に思い出せる。
『ぅっ......うぅ........っつ、......クソがッッ......っうぅ........!』
涙が止まることを知らないように目から溢れ、枕を濡らしていく。
──そして、俺はいつの間にか眠っていた。
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梅昆布茶(プロフ) - 春佳さん» ほんと?!ありがとう!コメントたくさんありがとね!! (2020年6月4日 16時) (レス) id: 5125d15ab3 (このIDを非表示/違反報告)
春佳(プロフ) - 見てて楽しいです! (2020年6月4日 12時) (レス) id: cf3d4a170d (このIDを非表示/違反報告)
梅昆布茶(プロフ) - 春佳さん» ありがとう、ほんと、頑張るわ! (2020年6月3日 22時) (レス) id: 5125d15ab3 (このIDを非表示/違反報告)
春佳(プロフ) - 頑張ってくださいね(^-^) (2020年6月3日 21時) (レス) id: cf3d4a170d (このIDを非表示/違反報告)
梅昆布茶(プロフ) - 春佳さん» ありがとう〜!私、更新しなきゃなって思ってるけど、時間がないんだよねぇ〜。 (2020年6月1日 18時) (レス) id: 5125d15ab3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:∞輪廻∞ | 作成日時:2020年4月17日 17時