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15話 ページ24

──インターハイ予選二日目

午前中にやった三回戦目もストレート勝ちを決め、これから午後の試合──決勝が行われる。

俺が高校に入ってからインハイ、春高ともに決勝戦はこの高校だった。

?「今回こそ私達が全国に行かせてもらいますよ?アズマサン?」

『ハッ!今回も!俺達が勝たせて頂きますね?イズミサン?』

彼女は相手の高校──若葉(わかば)高校の主将の泉初彩(いずみいちか)である

コイツは食えない奴で腹が立つ。

周りの奴らからは同族嫌悪かー、なんてよく思われるが、断じて違う。

今回も全国に俺達は行く。異論は認めない。



『───さァ、アバレようぜ。』

「「「オオ!!!」」」

俺は試合を楽しみ、勝ちを全力で狙う時はいつもこう言って仲間と俺の士気を上げる。

皆もちゃんと俺の思いに応えてくれる。

俺の大好きなチームだ。

ピー、と試合開始の合図が鳴る。

「「「「「お願いします!!!」」」」」

インターハイ予選決勝戦 緑扇高校vs若葉高校

〈現在のローテ〉
ーーーーーネット
(北川) (西野) (南原)
(下野) (右京) ()
(左近)

今回は相手のサーブから始まる。

サーブがこちらのコートに入る。

下野がレシーブし、それがセッターの位置に綺麗に返る。

『楓薫!!』

まずは速攻を相手に見舞う。

『下野ナイスレシーブ!!お前完璧かよ!!
楓薫もナイス!!速攻、気持ちよく決まったな!!』

下「ありがとうございます!!Aさんもナイストスです!」

西「いや、スッキリ」

北「次、私ー」

南「じゃあ、その次私ー」

『はいはい(笑)分かったって』

いけいけ緑扇!!押せ押せ緑扇!!

歓声をバックに俺はサーブの位置に着く。

スッ、とボールを宙に上げ、思いっきり踏み込みボールを打つ。

ドコッとボールが相手コートに叩き落とされる。

2ー0(緑扇ー若葉)

もう一度俺のサーブ。
それは惜しくもアウトだった。

『チッ』

北「お前、舌打ち怖っ」

紗夏にはローキックをお見舞して、スマンと仲間に謝る。

それから、点を取ったり、取られたりを繰り返す。

1セット目は俺達が先取した。


───そして場面は二セット目24ー23(緑扇ー若葉)となった。

次で俺達が取ったら俺達の勝ち。
若葉が取ればデュース。2点差が着くまで終わらない。

そして、ここで俺のサーブ。

「ナイッサー!」

「サッコーイ!」

俺達は、負けない。




.

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梅昆布茶(プロフ) - 春佳さん» ほんと?!ありがとう!コメントたくさんありがとね!! (2020年6月4日 16時) (レス) id: 5125d15ab3 (このIDを非表示/違反報告)
春佳(プロフ) - 見てて楽しいです! (2020年6月4日 12時) (レス) id: cf3d4a170d (このIDを非表示/違反報告)
梅昆布茶(プロフ) - 春佳さん» ありがとう、ほんと、頑張るわ! (2020年6月3日 22時) (レス) id: 5125d15ab3 (このIDを非表示/違反報告)
春佳(プロフ) - 頑張ってくださいね(^-^) (2020年6月3日 21時) (レス) id: cf3d4a170d (このIDを非表示/違反報告)
梅昆布茶(プロフ) - 春佳さん» ありがとう〜!私、更新しなきゃなって思ってるけど、時間がないんだよねぇ〜。 (2020年6月1日 18時) (レス) id: 5125d15ab3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:∞輪廻∞ | 作成日時:2020年4月17日 17時

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