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ダンダン、とボールをバウンドさせる。
そして、もう一度。俺のサーブは相手リベロの方に飛んでいく。
そしてボールはリベロからセッターへ、セッターからスパイカーへ渡り、そのボールはこっちのコートに入る。
だが落ちない。
俺らのチームのリベロ、下野がボールを繋ぐ。
『ナイスレシーブ!下野!
楓薫!!!』
俺の手から放たれたトスは吸い込まれるように楓薫の手のひらへ。
待ってましたと言わんばかりに楓薫は速攻を決める。
ワァァァ!!ナイスキー楓薫ー!!
『ナイス!!よかったな!速攻打てて良かったな〜!!』
西「ナイストスA!お前のトスはいつでも打ちやすいなこんちくしょう」
楓薫とハイタッチする。
もう一度、俺のサーブ。
いけいけA!!押せ押せA!!もういっぽーん!!
観客が応援の声で溢れかえる。
.
───ピピーッ
試合終了 セットカウント2-0(25-14、25-20)
勝者:緑扇高校
ピーッ
「「「「「ありがとうございました!!」」」」」
結果は俺達の圧勝。
『おーし、まずは一勝だな。』
南「そうだねぇ」
チームメイトと話していると、見た事のある人影が見えた。
『あ、ちょ、俺行ってくるわ!コーチに言っといて!』
北「怒られても知らんぞー」
俺はそう言って知っている人の元へ向かった。
『よっ、くろちゃん、まーしー!』
96「お!Aー!!試合おめでとー!!」
志「Aか!お疲れさんやー!」
くろちゃんとまーしーがそこに居た。
『ありがとう!』
二人と暫く会話をして、別れた。
......で、みんなの元に戻ったんだけど。
「.....東。」
『さーせん!友達がいてつい話してきました!!』
コーチが鬼の形相で仁王立ちしてた。
「.....アホか!お前は!!昼過ぎからもう一試合あんだそ?!このボケが!!」
『ほんとコーチごめんって!!
次もちゃんと勝つから許してよー!!』
俺がそう言うとコーチはピタッと止まって、
「当たり前だ、ボケェ」
そう言った。
「オラ、飯食え」
コーチって、チョロい
『わーい、コーチやさしー(棒)』
その後、頭を叩かれたのは言うまでもない。
──それから昼の二回戦目も勝った。
そして、今、俺達は今日を生き残り、明日も生きるために学校に戻る。ミーティングだ。
『──明日もいつも通りにしていればいい。
明日も勝つぞ!』
「「「オォ!!」」」
.
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梅昆布茶(プロフ) - 春佳さん» ほんと?!ありがとう!コメントたくさんありがとね!! (2020年6月4日 16時) (レス) id: 5125d15ab3 (このIDを非表示/違反報告)
春佳(プロフ) - 見てて楽しいです! (2020年6月4日 12時) (レス) id: cf3d4a170d (このIDを非表示/違反報告)
梅昆布茶(プロフ) - 春佳さん» ありがとう、ほんと、頑張るわ! (2020年6月3日 22時) (レス) id: 5125d15ab3 (このIDを非表示/違反報告)
春佳(プロフ) - 頑張ってくださいね(^-^) (2020年6月3日 21時) (レス) id: cf3d4a170d (このIDを非表示/違反報告)
梅昆布茶(プロフ) - 春佳さん» ありがとう〜!私、更新しなきゃなって思ってるけど、時間がないんだよねぇ〜。 (2020年6月1日 18時) (レス) id: 5125d15ab3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:∞輪廻∞ | 作成日時:2020年4月17日 17時