*番外編*あの日 ページ44
中学の時、私達幼なじみ4人は本当に仲が良かった。
行きも帰りも一緒で、周りがびっくりするくらい。
元々友達もそんなに多くなかった私にとって、
彼らといる時間はとても楽しく、親のいない私にとっては家庭的な何かを感じていた。
あの日は、いつもと同じ通りだった。
学校が終わって、校門で3人を待つ。
いつもと同じことを繰り返していた。
「3人とも、来るの遅いなぁ。」
思わず腕時計を見る。
いつもだったら十分くらいで来るのに、
今日は三十分くらい経っている。
「何かあったのかなぁ…?」
その時。
突然誰かに腕を掴まれる。
「きゃっ…!」
びっくりして振り返ると、そこには。
「春斗…!?」
「瑠々ちゃん、やっぱりここに居た。」
そう言ってニコリと笑う春斗。
「あれ、淮斗と護は?ずっと待ってたのに…!」
「2人には先に帰ってもらったんだ。」
「え、なんでよ。」
「とりあえず!ちょっとついてきて!」
春斗の手が、私の手を包む。
「え、ちょっと!」
私の手を引いたまま、走り出す。
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○*・ayumi・*○(プロフ) - ユピナ☆彡さん» お返事遅くなってしまい申し訳ありません!ありがとうごさいます!そう言ってもらえると嬉しいです!あと私の名前はあゆみですw (2015年4月7日 20時) (レス) id: a27f79ed81 (このIDを非表示/違反報告)
ユピナ☆彡(プロフ) - あやみさん!いーと思いますよ!(*ゝω・*)bクルミです!一応(笑) (2015年3月15日 16時) (レス) id: 088b608ca5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:○*・ayumi・*○ | 作成日時:2015年3月8日 21時