*番外編*有賀と瑠々 ページ38
○*・瑠々side・*○・*○・*○・*○・*○・
私ははっきり言って、有賀君が苦手だ。
理由は、なんでか自分でもよく分かってない。
とりあえず苦手なのだ。
「やったー!黒子さんからマカロンもらったー!」
そう言いながら、部屋のドアを開ける。
「あ、そうなんだ。」
間宮君は微笑ましそうに笑う。
「マカロンだよ!!淮斗!!マカロン!!」
「聞こえてるよ…」
呆れたように私を見上げる淮斗。
「ほんと、昔からマカロン好きだよね。」
「うわー!すっごくたくさん入ってる!
可愛い!テンション上がる!!」
「…聞いてないし。」
色とりどりの綺麗なマカロンが箱を埋め尽くしていた。
そして、数がすごいあった。
「こんなにあったら、1人で食べきれないよね?」
間宮君が私の横からマカロンを見る。
私は少し考えた。
ざっと見たところ、この箱にはマカロンが20個近く入ってる。そういえば、黒子さんの手作りって言ってたっけ?
「えーっと、私が4個食べてー間宮君と淮斗、マカロンいる?」
「俺は食べたいな。」
「僕はいいよ。瑠々が食べていいよ。」
「やった!じゃあ、私が8個で、間宮君が4個でー
護と有賀君もいるかな?」
私は淮斗を見る。
「いるんじゃない?」
「よし!じゃあ、私たちの分は別に取っといて、
私、有賀君と護のところに持っていってくる!」
そう言って、私は自分達の分のマカロンを取り出して、箱を抱えながら部屋を出ていく。
「ねぇ、悠里。」
「何?」
「波沢って、有賀苦手じゃなかった?」
「あー、言ってたな。」
「確か今、部屋に白崎いなかったはずだけど。」
「なんとかなるでしょ。瑠々だし。」
「だといいけど…」
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○*・ayumi・*○(プロフ) - ユピナ☆彡さん» お返事遅くなってしまい申し訳ありません!ありがとうごさいます!そう言ってもらえると嬉しいです!あと私の名前はあゆみですw (2015年4月7日 20時) (レス) id: a27f79ed81 (このIDを非表示/違反報告)
ユピナ☆彡(プロフ) - あやみさん!いーと思いますよ!(*ゝω・*)bクルミです!一応(笑) (2015年3月15日 16時) (レス) id: 088b608ca5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:○*・ayumi・*○ | 作成日時:2015年3月8日 21時