バイオリン1 ページ30
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それから一週間後。
「いい調子だ。」
海棠さんが銃のスコープを覗きながら、無線で皆に伝える。
「はぁ、私も潜入したかったなぁ…」
「激しい運動するなって言われたのにも関わらず、
めちゃくちゃ走ってきて怪我悪化させた人、挙手してくださーい。」
「…はい。」
手を挙げる。
あの日、部屋に帰ってきた私は横腹があまりに痛くて黒子さんに見てもらったところ、悪化していたらしい。
そのせいで黒子さんにめちゃくちゃ怒られるし、
折角出れるはずだった任務にも出れなくなった。
流石に部屋でお留守番というのは嫌だったから、
こうやって海棠さんと一緒にいる訳なんだけど…
することが何もない！！！！
「海棠さーん、私も何かしたいんですけどー！」
「お前は黙って座ってろ。」
「えー！もうかれこれ10分座ってますけど！？」
「たかが10分だろ…」
やっぱり暇だー！！！
皆ちゃんと出来てるかな…？
間宮君と淮斗…すごい心配なんだけど…
「はぁ。」
『おい、入口から誰か入ってきたぞ。』
無線から御津見さんの声。
「えっ！？」
もしかして、会社に忘れものした誰かが戻ってきたのかな…！？
私達は今、会社のパソコンから情報を盗み出している。そんなところ見られたりしたら…
「間宮君！淮斗終わってる？」
『まだ…』
早くしないと、バレちゃうよ…！
現場に居ればという腹ただしい気持ちが込み上げてくる。
「早くできないのか。」
海棠さんが無線に言う。
『有賀は終わりました。』
護の声。
「そうか。」
『よし…』
淮斗が小さく呟く声が聞こえた瞬間だった。
ブチン。
何かの切れる音。
「停電か…！待ってろ今行く。」
海棠さんがスコープを覗くのをやめ、銃を肩に抱える。
「待ってください！私も…」
「お前はここにいろ。」
「そんな…！そんなの…」
無線から銃声が聞こえる。
おそらくみんな戦ってるんだ。
なのに、自分だけ…自分だけ…
「仲間が戦ってるのに！！！！自分1人だけここに残って、戦わないなんてそんなの嫌です！！！
皆頑張ってるのに！！」
立ち上がって叫んだ。
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○＊・ayumi・＊○(プロフ) - ユピナ☆彡さん» お返事遅くなってしまい申し訳ありません！ありがとうごさいます！そう言ってもらえると嬉しいです！あと私の名前はあゆみですw (2015年4月7日 20時) (
レス) id: a27f79ed81 (このIDを非表示/違反報告)
ユピナ☆彡(プロフ) - あやみさん！いーと思いますよ！(*ゝω・*)bクルミです！一応(笑) (2015年3月15日 16時) (レス) id: 088b608ca5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：○＊・ayumi・＊○ | 作成日時：2015年3月8日 21時
