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亀裂5 ページ25

「淮斗…」
何も言えなくなった。
下を向く。
「ごめん、おせっかいしすぎたね。」
私は顔を上げて、笑う。
しつこく聞きすぎた。
幼なじみだとしても言いたくないことのひとつぐらいあるのに。
「あ…ち、が…」
「訓練、気分落ち着いたら行きなよ。」
そう言い残してベットに戻ろうとした時。
ドアが開く。
「間宮君…」
「あの、悠里…」
間宮君が、淮斗に声を掛けようとした時。
淮斗が勢い良く立ち上がる。
いつものアタッシュケースを片手に。
「どけよ。」
そう言ってわざと間宮君の肩にぶつかって出て行った。
「淮斗!」
「いいよ。今回は俺が悪いんだし。」
「え?」
間宮君を見る。
明らかに落ち込んでる。
「何かあったの?」
「今日の訓練の時、俺が銃の反動に耐えられなくて
銃口を悠里に向けてしまったんだ。
それで…」
「それで?」
「『僕を殺す気か』って言われた。」
間宮君本人に殺す気なんてどこにもないはず。
なのに淮斗は…
その場に居たら…と考えると心が痛くなる。
「ごめん…」
私は小さく呟く。
パーカーの裾を握り締める。
「なんで波沢が謝るの?」
「だって淮斗が…!」
「今回は俺が悪いんだし、謝られる筋合いなんてないよ。」
そう言いながら、自分のベットに近づいて何かを取り出す間宮君。
「ちょっと弾いていい?」
「弾くって何を?」
ベットの下から取り出したケースの中には
バイオリンが入っていた。
「バイオリン!すごい!」
「いいかな?」
「うん!」

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○*・ayumi・*○(プロフ) - ユピナ☆彡さん» お返事遅くなってしまい申し訳ありません!ありがとうごさいます!そう言ってもらえると嬉しいです!あと私の名前はあゆみですw (2015年4月7日 20時) (レス) id: a27f79ed81 (このIDを非表示/違反報告)
ユピナ☆彡(プロフ) - あやみさん!いーと思いますよ!(*ゝω・*)bクルミです!一応(笑) (2015年3月15日 16時) (レス) id: 088b608ca5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:○*・ayumi・*○ | 作成日時:2015年3月8日 21時

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