初めての＊＊＊＊ ページ3
ピピッピピッ…
目覚まし時計の音が鳴り響く。
「うるさいなぁ…！」
ガチャっ。音が止まる。
「ふわぁー…」
あの夢のせいでぐっすりは眠れなかった。
眠れたことは眠れたけど。
ゆっくりと身体を起こし、ベットから降りる。
「護とか起きてるかなぁ？」
護は起きてそうだけど、淮斗あたりはまだ寝てそう。あいつ、朝弱いし。
「とりあえず、着替えないと。」
○＊・○＊・○＊・○＊・○＊・○＊・○＊・○＊
「なんじゃこりゃああああ！！！」
制服を身につけた私は思わず絶叫してしまった。
鏡に写った自分。それはまるでどこかの女子高生。
スカートの丈が短すぎる…！
一嶋さんめ…！！だからあの時なんかニヤついてたのか…！！
「ど、どうしよう…！」
こんな格好してたら、護たちにからかわれるどころか、新しい候補生達に変な目で見られる…！
「一嶋さんの馬鹿！！お馬鹿！」
そう一人で叫んでいると、
コンコン。
部屋のドアがノックされる。
「はーい！」
慌ててショートブーツを履き、ドアを開ける。
「…」
ドアを開けた先に立っていたのは、
今最も会いたくない人物。
護と淮斗だった。
「おはよー…って何その格好。」
「丈…短すぎない…？」
二人が口々に言う。
私は固まったまま動けない。
「しかもスカートじゃん。
お前、あんなに俺らと同じのがいいって言ってたのに…」
「ぎゃあああ！！！」
私は思わず叫んで、ドアを閉めた。
見られた！！見られた！！見られた！！
最悪！最悪！最悪！
「えっ、おい！開けろよ！そろそろ時間なんだぞ！」
「護、スカートの丈に触れなかった方が良かったんじゃないの…？」
「いや、准斗だって丈短いって言ってただろ！？」
外で２人の声がする。
「ごめんってば！もう言わないから！出てこいよ！」
「僕も言わないから。」
少しだけドアをあけて、顔を出す。
「本当に…？」
２人を睨みつけながら言う。
「本当に！」
護がそう言う。その後ろで淮斗が頷いた。
私は観念して、部屋のドアを開け、外に出た。
「次触れたら殺すからね！」
二人はこくこくと何回も頷く。よし。
よく見ると、二人とも私とよく似た制服を着ていた。(もちろん、ズボンだけど。)
二人を見た瞬間、ああ、私達サクラの候補生になったんだなぁとしみじみ思った。
「そろそろ…行こっか。」
淮斗が口を開く。
「そうだね。もしかしたらもう来てるかもしれないし。」
護も頷く。
「…行こう。」
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○＊・ayumi・＊○(プロフ) - ユピナ☆彡さん» お返事遅くなってしまい申し訳ありません！ありがとうごさいます！そう言ってもらえると嬉しいです！あと私の名前はあゆみですw (2015年4月7日 20時) (
レス) id: a27f79ed81 (このIDを非表示/違反報告)
ユピナ☆彡(プロフ) - あやみさん！いーと思いますよ！(*ゝω・*)bクルミです！一応(笑) (2015年3月15日 16時) (レス) id: 088b608ca5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：○＊・ayumi・＊○ | 作成日時：2015年3月8日 21時
