熱が出た話。 ページ21
ATTENTION!
・前作の夢主が出てきます。
それだけです。
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私がニホンに来てから数ヶ月が経った。
連れてこられたD機関中にいる人間は私がかつて居たあの場所より、遥かに優しくて、暖かく接してくれる。
全員がスパイとして活動しているようには思えない。
名前も覚えた。
まずカミナガ、ハタノ、フクモト、タザキ、あとウスイ。
そしてここで一番偉い人らしいユウキ。
今は居ないけれど、ミヨシとジツイ、アマリという人間がいるということも聞いた。
フクモトは食べ物をくれるし、ハタノは遊んでくれる。
タザキは不思議なことをしてくれる。
ウスイはなんだかずっと寂しそうだけどたまに話してくれる。
カミナガは、ずっと優しい。
とにかくここでの暮らしは、本当にいいものだ。
そんなある日だった。
朝、カミナガと一緒に寝ているベッドから目を覚ますとカミナガは居なかった。
「あれ、カミナガ……」
私は眠い目を擦りながら辺りを見渡す。
「お仕事行ったのか。」
ぼんやりとする頭でそう思った。
しかし夏でもないのにどうしてこんなに暑いのだろう。
寝間着姿のまま部屋を後にし、みんながよく居る部屋へと向かう。
あれ、なんだかフラフラする。
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きさひろ(プロフ) - 魚占さん» ありがとうございます.*・゚(*º∀º*).゚・*. (2017年5月25日 20時) (レス) id: 8601f45511 (このIDを非表示/違反報告)
魚占 - 次回作も楽しみにしてます (2017年5月25日 20時) (レス) id: cf3d1ff74b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きさひろ | 作成日時:2017年5月17日 18時