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D課!13 ページ17

「きららちゃん可愛いね〜」

「そんなことないにゃん!」

神永ならやりかねないと思ったが、彼女の隣に並びながら早速口説き始める。

かわいい女性を見つけたらいつもこうだ。

私はそれをスルーし、スタスタと歩いていると。

「ねぇ、そこの黒髪の君も可愛いねぇ〜、名前なんて言うの?」

「ひっ。」

神永の声が耳元で聞こえ、思わず身を縮こませる。

ねっとりとした手つきで、手が腰に添えられた。

まさか神永、私まで口説こうとしてるのでは…。

「あ、の。」

「ん〜?もしかして照れてる?」

「いや、そういう訳じゃ」

「あれ〜?ちょっと顔が赤いような〜?」

「そんな訳」

そう言って神永の手を払おうとした時だった。



「神永。」


私の頬に伸びてきた手は、三好によって止められていた。

かなり力を込めているのか心做しか神永の手が震えている。

「み、三好。」

「彼女が嫌がってるだろう、止めろ。」

「わ、分かったから!離せって!」

「………」

そう言われると三好はパッと手を離し、小さく息をついた。

怯えた神永は、若干冷や汗をかきながら吉良加奈子の元へ戻っていく。

「……ありがとう。」

「別に、彼氏として当然でしょ。」

「うん。」

彼氏、か。

改めてそう言われると少し照れてしまう。

「彼氏だもんね。」

「…復唱しなくていいよ恥ずかしい。」

「三好は彼氏。」

「分かったから。」

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きさひろ(プロフ) - inaさん» リクエストありがとうございます…!遅くなるかもしれませんが今のお話が終わったら書きたいと思います! (2016年8月29日 22時) (レス) id: a27f79ed81 (このIDを非表示/違反報告)
ina(プロフ) - リクエストで若中佐との恋愛話とD機関が吸血設定が読みたいです…!!いつも楽しみに読ませてもらってます!これからも次回の作品など楽しみにしてます! (2016年8月29日 21時) (レス) id: 6adabf3002 (このIDを非表示/違反報告)
サンタ - リクエスト答えてくださってありがとうございます!きさひろさんの作品好きです!これからもがんばってください!碓氷が尊い (2016年8月23日 22時) (レス) id: a382114b2a (このIDを非表示/違反報告)
きさひろ(プロフ) - サンタさん» あああありがとうございます…!前作にもコメントしてくださって…!本当にありがとうございます!警察パロゆっくり書いていきますね…! (2016年8月21日 23時) (レス) id: a27f79ed81 (このIDを非表示/違反報告)
サンタ - 三好との絡みが好きです!警察パロもみてみたいです。 (2016年8月21日 22時) (レス) id: a382114b2a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きさひろ | 作成日時:2016年8月17日 23時

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