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シゲに呼ばれて扉に向かっていった手越を見送って、携帯を取り出してからソファーに沈んだ。
そういえば、中丸君と飲む約束をしてたんだっけ。
いくつか来ているメッセージを確認してから、ふうっとため息をついた。
手越は、俺の噂を聞いたんだろうか。それを聞いて、どう思ったのだろう。
さっき可愛いと言われて、俺を見た手越は少しだけ顔が赤かった。相変わらず、顔に出やすいんだから。
、、、もしかして。そう考えたら今までの手越の違和感もつじつまが合う。
ああ、あいつが帰ってきたら、伝えよう。
精一杯の俺の気持ち。
俺の隣は、あなたしかいない。
end
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作者名：祐貴 | 作成日時：2018年3月16日 7時
