青 い ベ ン チ ~ Y . T ~

ﾊﾞｰｽﾃﾞｰ ページ5

祐 目線 。(１２歳)

｢ただいまぁ 、｣

｢祐くん誕生日おめでと〜っ！｣

目の前には 母さんとAが。

｢母さんっ？今日残業あるんじゃっ、｣

｢そんなの嘘よ笑 早く座って ?｣

机を見てみると ごちそうだらけだった 。

普段こんなもの食べられないからすごい嬉しかった 。

｢いただきます 、｣

２人から視線を感じながら 口に料理を運ぶ 。

｢うまい、、｣

こう呟いたら ２人が

｢やったぁっ！！｣

と 喜んでくれた 。

俺は運動したあとって言うのもあるけど すごい美味しくて

あっという間に完食した 。

２人はにこにこしながらこっちを見てる 。

｢なに 、笑｣

気になって言ったら

｢なんでもないよ 笑｣

と言って にこにこしてる 。

Aも 母さんも今日はすっごい幼く見えて可愛らしかった 。


・


A 目線 。


今日は祐くんの大事な一年に一度の特別な日 。

だから私は祐くんママに教わって一緒にご飯を作った 。

祐くんママにカレーを味見をしてもらった 。

｢んっ！おいしいっ！｣

すごいにこにこ笑顔で言ってくれたから私も頬が緩んだ 。

その後に祐くんママといろいろ話したりしてると

ｶﾞﾁｬ

祐くんだっ！

汗だくの祐くん 。

｢祐くん誕生日おめでと〜！｣

２人でこう言うと 祐くんがびっくりした顔をしてる 。

｢母さん残業は？｣

祐くんママは サプライズのために残業で今日は祝えないって伝えたらしい 。

祐くんママは あっ みたいな顔をしたけど 適当に流してた 笑

祐くんは たくさんのカレーを口の中に頬張った 。

口に入れた瞬間 祐くんの目がいつもと違って とろんってなった 。

｢うまいっ、｣

この一言を聞いただけでも 一生懸命作った私はすっごく嬉しくて

、祐くんママと

｢やったぁ！｣

って喜んでた 。

その後もすぐに完食して 洗い物も祐くんママと一緒にやった。

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