俺の彼女は (ページ38)

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36 (健side) ページ38

家で勉強を続けていると、玄関のドアが開く音がした

(ちっ、あいつ⋯帰ってきたのかよ⋯)

リビングのドアが開き、愛蔵が入ってきた

貴｢あ、愛蔵くん⋯お邪魔しております。そして、おかえりなさい｣

と、美月が笑顔で言っていた

愛｢あ、美月さん⋯ただいま。ゆっくりしてってください。それと、俺にも教えてくれませんか⋯？｣

(は、何言ってんのこいつ⋯)

(てか、いつからこんなに美月ちゃんと仲良いの！？)

貴｢ふふ、もちろんいいですよ！｣

(え、まじで？美月ちゃん、まじで言ってる！？)

愛蔵のことをチラッと見ると、ドヤ顔してきた

(まじうっぜー！！)

着替えから戻ってきたあいつは、美月ちゃんの隣に座った

(は？俺でも向かい側に座ったのに⋯何こいつ！？)

愛｢美月さん、ここなんですけど⋯｣

貴｢あぁ、そこね⋯⋯ここは、こうして⋯｣

俺と同じように、笑顔で優しく丁寧に教える美月

(これが、嫉妬ってやつ⋯？)