6 (夢主side) ページ8
ここはとある大きな病院
その一室の個室に私はいた⋯
私は数日前⋯⋯入学式の日の帰りに倒れた。
それから入院をしている。
医「点滴を変えますね」
貴「はい⋯。」
(この点滴⋯⋯成分が強いから副作用が酷い⋯。吐き気も治まらなくなるし、目眩もする⋯⋯嫌だな⋯)
そんなことを思い、暗い顔をしていると
医「発作を抑えるためだからね⋯。点滴で薬を打たないと、もっと辛くなるだろ?だから、我慢してな⋯⋯」
私の主治医は言った。小さい頃からお世話になっている先生だ。
医「早く学校に行きたいだろ⋯?だから、もう少しの辛抱だ。」
貴「わかりました⋯」
そう言い残し、主治医は出ていった。
貴「学校に行っても、どうせ皆私のことなんて知らないだろうな⋯⋯。でも、仕方ないですね⋯」
少し悲しそうにしながらも笑った
(お友達⋯欲しい⋯⋯⋯。あぁ、また気分が悪くなってきた⋯⋯)
そんなことを思い、少し辛くなり、静かに眠りについた
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
少し夢主ちゃんの細かい設定を⋯
病気持ちのため、小さい頃から入退院を繰り返してきた。
そのため、友達は少ない。
逆に、体のせいで周りに迷惑をかけたくないと思い、あまり深く人とは関わらないようにしてきた。
中学生の頃は、病気のことや、容姿・頭脳など、全てが完璧のため、周りの人からは妬みにより虐められてきた。
そして高校でも⋯⋯⋯(?)
ここからは本編で
86人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:りんご飴 | 作成日時:2019年6月6日 23時