俺の彼女は (ページ29)

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27 (健side) ページ29

俺の手を握り返し、顔を真っ赤にして美月ちゃんは言った

貴｢と、友達以上恋人未満からでお願いします⋯！｣

健｢そこから⋯！？｣

でも、美月ちゃんらしくて可愛らしい答えだなと思った

だから俺は⋯

健｢友達以上恋人未満からお願いします。今はまだ、それでいいから｣

素直に優しく言うと、美月ちゃんの顔はさらに赤くなった

健｢焦らずにいこう。ゆっくり時間をかけて｣

貴｢はい⋯⋯⋯⋯⋯⋯うん⋯｣

いつもの敬語が外れ、｢うん｣と嬉しそうに微笑みながら言っていた

(君がいたから、俺は変われたんだよ⋯)

貴｢でも⋯⋯⋯｣

貴｢でも⋯⋯、もし、私がもう少し自信を持てるようになったら⋯⋯⋯その時は⋯今度は私から告白しますから⋯！｣

俺の袖を少し掴み、俺の顔をしっかりと見つめて美月ちゃんが言いきった

貴｢その時まだ⋯⋯気が変わっていなかったら⋯⋯⋯｣

健｢変わらないよ。｣

絶対に変わるわけがない⋯⋯

健｢この気持ちは変わらないから｣

美月ちゃんは目を見開き、目を輝かせていた

健｢俺は待っているから｣

そう、待っている⋯⋯

絶対にその口から愛してるって言わせるから⋯

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お久しぶりです
駄作者のりんご飴です。

このようなつまらない話を読んでくださっている方⋯本当にありがとうございます！

それに、お気に入り登録をしてくださった方もいらっしゃり、とても嬉しいです！

これを糧に、駄作ながらも頑張って書いていこうと思います！

そして、ついに想いを伝えあった二人ですが、この話は皆様もご存知かなと思いますが、｢生意気ハニー｣を参考にしました。

これからもよろしくお願いします！