番外編3 ページ8
お「こうやって織れば完成でやんす！」
エ「おー！お玉、お前凄いんだな！」
エースが漂流してから3日が経った
最初はあれだけ警戒していたお玉ちゃんもいつの間にかエースになついていて、
一時も彼のそばを離れようとはしなかった
私のお玉ちゃんが取られて悔しい思いもあるが、彼はこの村の恩人だ
悪い扱いはできない
エ「なぁ、A！これどうだ！？」
「あぁ…上手いじゃない」
エ「相変わらず冷たいな。そんなに俺のこと好きなのかよ」
なぜそうなる
普通、冷たくしてたら嫌われてるって思わないのだろうか
この男は少しズレてる
エ「ま、そんなところも好きなんだけどよ」
「っ///！？バカなこと言わないで！」
お玉ちゃんがエースになついたようにエースも私になつきだした
そのため、恥ずかしいことをサラッと言ってしまうのだ
エ「んだよ、嘘じゃねぇからな」
「ほんと、何なのよ///……」
今まで男を異性として見たことがなかった
脅威にしか感じなかったのに、エースが来てから私が私じゃなくなっている
そんなことも知らず、エースはまた呑気に笑う
エ「俺、またここに戻ってくるからその時はお前も……」
「なに？私に海賊になれって？嫌よ。ここでお玉ちゃん見てなくちゃいけないし」
カイドウのこともあるからそんな簡単に故郷を離れられない
エ「それじゃあ、その時は俺がカイドウを倒す。それなら良いだろ？」
「そんな簡単にいくわけないじゃない……」
エ「バーカ、愛の力は最強なんだぜ？」
嬉しそうに笑うエースを見ると自然と胸がキュンとなる
「そう……じゃあ、それ現実にしてよね」
エ「任しとけ！」
それから4日後
エースがワノ国を去る時がきた
エ「じゃあ、またな」
「えぇ」
去る時は何も言わないのね…
少し残念に思っていれば、思い出したかのようにエースは船から飛び降りた
エ「忘れ物だ！」
「忘れ物？なに……」
言い終わる前に私の唇はエースによって奪われた
世に言う"キス"というものだ
エ「お前の初キス貰うの忘れてた」
いたずらっ子のように口が弧を描く
「っ///！？？」
エ「次、会ったときは…覚悟しとけよ？」
そう言ってエースは私を抱き締めると船に飛び乗った
……エース、ちゃんと覚悟しとくから絶対戻ってきてよね
私は彼が見えなくなるまで手を振り続けた
☆★☆★
三話分までいっちゃいました…
でも心残りはありません！
見てくださりありがとうございました！
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ショコラ(プロフ) - 雪さん» すみません！！今すぐ直します！ (2019年3月25日 15時) (
レス) id: ec054e3611 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - すみません、あのー前編から気になっていたのですが、名前交換がずっと(人1)になったままなんですよ。どうにかなりませんか? (2019年3月24日 23時) (レス) id: bf5185d467 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ショコラ | 作成日時：2019年3月24日 18時
