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翌日。
今日は軍の本拠地…と言うか城に行こうと思っている。
なぜか。他にやることが思いつかないからだよ！！！
昨日のうちに気になってたところは大体回り終わったし…ね。うん。
「そろそろ行きますかぁ〜！」
時刻は14時。人のいる所にお邪魔するならこれくらいの時間がベストだろう。
そう思い、座っていた椅子から立ち上がり準備をする。
服装はこっちに来た時のでいいか。
宿屋の1階に降りて、カウンターのおばちゃんにお金を渡す。
「お釣りはいらないので、何かにその分使ってください！」
いいのかい？とおばちゃんは聞いてきたけど、はいっ！っと返事をして宿屋を出た。
ー城前ー
城に着いた。
感想、デカい(小並感)
何ここ。デカすぎるでしょ。
びっくりはしたけど1周まわって冷静だよもう。
何ここ。(2回目)
「あの、依頼でここに来たものなのですが。」
(とりあえず)落ち着き払った態度で門番らしき人に話しかける。
門「話は聞いている。入れ。」
「あ、どうも…。」
なんかめっちゃさらっと入れたよ！？
え！？逆に怖いよこの状況！？
中に入れば今度はメイドさんに目をつけられて、依頼の件ですか？と聞かれる。
はい、と答えれば、総統室までご案内致します。と丁寧に頭を下げられる。
ー総統室前ー
目の前にある扉をコンコンっとメイドさんがノックをする。
そうすると中から、入れ。と短く地に響くようなバリトンボイスが聞こえた。
メ「失礼致します、総統閣下。依頼のさし受け人が見えましたのでご案内してまいりました。」
gr「そうか、下がっていいぞ。…お前がそうなのか？」
その声と共に向けられる私への視線。
「ええ。今回は依頼の件ですお伺い致しました。Aと申します。」
gr「俺はこの国の総統、グルなんちゃらだ。よろしく頼む。」
「えっ…？」
gr「とりあえずそこに座れ。話がしたい。」
「…失礼します。」
今この人自分のことグルなんちゃらって言った？いや、名前くらいは前情報で調べてるからわかるけど…
gr「早速だが、本題に入らせてもらおう。」
「あ、はい。」
gr「ここの幹部になる気は無いか？」
あっれ〜？最近耳の聞こえとか、聞き間違いが多いなって思ってたけど…んんんんん？
「失礼…今…何と…？」
gr「…？ここの幹部にn…」
「なりません。」
gr「なれ！」
「嫌です！」
gr「なれ！！！」
「嫌です！！！」
こんなやり取りが数十分続きましたとさ。おしまい。(終わりません。)
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作者名：真白 | 作成日時：2020年3月10日 10時
