幹部様と最強暗殺者？【wrwrd】【軍パロ】 (ページ19)

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敵を薙ぎ倒したのはせいぜい15分くらい。
怪我も大したことはなく、せめて腹部が10センチくらい切れてる程度。(大したことあるって？ないよ。)
兵がそれなりに弱くて助かった。

「さて。じゃあ上層部から崩していきますかねっと…！」

前日にハッキングは済ませておいた。
昨日からここの監視室に流れている映像は2週間前のもの。
正面から堂々と入ろうと、目視されない限りバレることは無い。
普通なら変装とかもするんだろうけど、私はしない。めんどくさいとかじゃないからね。 (本心はめんどくさい。)

「さーてとぉ？まず最初に崩しといた方がいいのはやっぱりセキュリティルームとか？あれ。ここって監視室と一括だっけ…」
mob「誰だ！」
「んー？私のこと？」
mob「お前以外誰がいるというんだ！」
「まぁそれもそうねぇー…っと危ないなぁ…」

恐らく警備に回っていたのだろう。
それなりに強そうなやつが出てきた。
でも、戦争中というのもあるからか、イラつきが露になって行動も単純。
正面から振りかぶってきたから当たるわけもないんだけど…一応演技。

「んじゃ、お勤めご苦労さま。」
mob「はっ…！？」

私が言葉を発した時には首にナイフが通っていた。
ギリギリで声発したんだね。すごいね。←

「さて？監視室は…？ってここじゃん。はやっ。」

適当に辺りをさまよっていただけだと言うのに、目の前には監視室…兼セキュリティルーム。
本当に一括だった。

「こんちゃーす！」
mob2「…！いつの間に忍び込んだ！セキュリティもかかっていたはず…第一、侵入してきたなら監視カメラにお前の姿が映るはずだが？」
「あー…気づいてなかったんだ。その映像、2週間前のだよ～」
mob2「なんだと…！？」
「ちなみに、それやったの私でーす。ということで、じゃあね～」

ネタばらしをしたら首を落とした。
ここまで何人も切りつけてきたから、愛用のナイフも血の赤で染まりきっていた。

「さて！そこにいるのは幹部さんかな？」
？「…気づいていたのか…」
「まぁね～、でも、殺気が少し溢れてる。でも、今まで会ってきたやつとは気配も、何もかもが違う。」
？「そうか…随分と飼い慣らされたようだな？死の告達者よ…」
「おっ？私の事ご存知？」
？「当たり前だ。だからこそお前は…ここで殺す！」

交わる剣とナイフ。
幹部と言うだけあるか。力も、今までとは段違い。
でも…絶対にこいつには勝たないと。
勝って、兄貴を殺さないと…。