幹部様と最強暗殺者？【wrwrd】【軍パロ】 (ページ18)

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18[戦争編スタート＆この先流血注意] ページ18

戦争当日。
兵士たちの士気は上々。
そして、それは幹部たちも同様だった。

「私はある程度の敵を薙ぎ倒してから敵地の本部へ向かう。後方支援にショッピくんがいるから大丈夫だとは思うけど、一応バックアップお願い！」
kn「おん！任せろ！」
zm「でも、ホンマにAだけで最前線突っ切って大丈夫なんか？」
「ふふっ、ダメそうに見える？」

今日の戦争は全身全霊で掛かると決めている。
だって、相手の頭は私の大っ嫌いな兄貴だから。
あの首は私が取る。

「みんな、私より先に敵の頭に会っても殺さないでよ？」
sha「なんでや？」
「んー？私が殺したいやつだから。」
sha「…？」
「まぁ、この件が終わったら話そうかなって思ってるよ！大丈夫、私が負けることは絶対にない。」
kn「なんでAはそう言い切れるん？」
「私だから。そして、今回の敵も私に"近い"存在だから、かな？」

これから血の海になるであろう土地を眺めて、私はそう呟いた。
兄貴は絶対に許さない。
お父さんも、お母さんも、アイツのせいで傷つけられて、結局は自ら命を絶ちに行った。
あんな奴を兄貴と呼ぶ自分も卑しいが、それよりも憎悪、憎しみ、憤怒が込み上げる。

「じゃあ、私は行くね！」

自分の立っていたところからサッと走り出し、敵の中へと突っ込む。

「さてと。ここからはどう足掻いても行かせないからね。君たちはここで消えてもらうから。」
兵「最前線にこんな女1人か？我々国も随分とひよったようだなぁ？」
「さぁ？どうかな？私の事見て、何も気づかない？」
兵「はぁ？どう見てもただの女だろ。」
「そっか…じゃあこれを言えば分かる？…あなたにﾀﾋの…お届け物です。」
兵「まっ…！まさか！」
「んふふ…やーっと気づいてくれた？随分遅かったね！」
兵「死の…告達者…！」
「まぁ、気づいても今更やけど。」

怖気付いた敵のもとに走って間合いに入る。
敵は逃げようとしたが…時すでに遅し。
呆気なく首を切られて終わる始末。

「弱い…ほら、他の皆さんもおいで？遊んであげるから。」

軽く煽れば血相を変えて突っ込んでくる敵兵たち。
単純…単純すぎる。
こんなんじゃ相手にならない。

「つまらないなぁ…ねぇ、早くﾀﾋんで？」

表情を変えずに言えばすぐに目の前から居なくなる相手。
敵兵の海の中へと飛び込んで、寄り付く害虫をいるだけ倒す。
ずっと私は敵を切りつけながら先へと走り続けた。
やっと…やっとこの憎しみを晴らせる場所がすぐそこに…。