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中庭でひとらんs…ひとらんとしばらくお話をした後に、一緒に城内へ入って向かったのは食堂。
ここでは朝、夜はみんなで食事をとるというのが原則らしい。
目の前にあるダークブラウンの大きな扉を押して食堂へと入っていく。
「おはようございまﾌﾞｪｯ」
扉を開けた途端に私誰かに抱きつかれる。(抱きつかれるというかもうタックルだったよね。私なにかしたっけ。)←
ht「ちょっと大ちゃん、Aちゃん困ってるよ？」
ut「だって…！だってトン氏が…！！」
ht「書類やってないのね…」
tn「ひとらん、その屑俺にくれへんか？」
ht「わかった。Aちゃん、ちょっとごめんね。」
「あっ…はい。」
そう簡単に返事をすれば、ベリベリっと言う音が聞こえてきそうなほど無理やり剥がされた鬱さん。
大丈夫なのかな…書類って言ってたよね？
…後でちょっとだけ手伝ってあげようかな。
os「Aちゃん、アイツらのことなんて気にせず、ここに座るめぅっ♪」
何この人。
朝から可愛すぎませんか？
えっ？？？
os「どうしたん？」
「あっ、いえ、何でもないですよ。隣失礼しますね。」
os「ええよええよ〜！」
なんか後ろから鬱さんの(汚い)喘ぎ声が聞こえてきたけど…気のせい…だと思いたい。
そんなんでも時は刻一刻と流れていって、朝食。
幹部も全員揃って、料理が運ばれてくるまで談笑している。(談笑という名の内ゲバをしている人もいる)←
gr「よし、それじゃあ食べるか。」
all「いただきます！」
「…いただきます。」
やっぱり、ここのみんなも言うんだ？
私の住んでた地域だけかと思ってたけど…そうでもなかったみたい。
zm「A！俺と手合わせしようや！！」
「そうですね…時間があったらしましょうか。」
zm「なんかあるん？」
「いろいろと調べたいことがあって。図書室にしばらく篭ろうかなって…」
zm「そうなんか…」
あぁ、そんなあからさまにしゅんとしないで…！
犬の垂れた耳としっぽが見える気がする…！！
可愛いけど…！罪悪感…！！
em「図書室の場所は把握済みですか？」
「いや、まだですね。」
em「それでは私と一緒に行きましょうか。」
「いいんですか！？ありがとうございます！！」
em「いえいえ、お力になれるのならそれくらいいくらでもしますよ。」
ut「あのエーミールが…！」
kn「お前やるやんけぇ！」
sha「DTのクセに！！」
em「うるさいですよ？」
そんなこんなで、賑やかな食事の時間が過ぎていったとさ。←
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作者名：真白 | 作成日時：2020年3月10日 10時
