幹部様と最強暗殺者？【wrwrd】【軍パロ】 (ページ1)

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「…どれも退屈そうだな。」

そう呟いて手に持っていた書類を放り出す。
全て暗殺依頼のもの。
国王の暗殺、闇商人の取引の証拠を抑えてからの抹殺。
どれも手馴れてしまったような内容ばかりで、何も面白くない。

「もっと面白そうなの来ないのかな…」

今私が求めているのは、ターゲットの定まりが甘い…殺す以外のことも出来るような依頼。
標的を見つけてただ殺す。そんなのは誰だってできる。そして何より面白くない。
私は少し頭を捻りながら、情報を蓄えながら、標的を殺したいのだ。
昔から頭の回転は早い方で、学生時代なら私の右に出るようなものはいなかった(らしい)
まぁ運動神経もズバ抜けてたらしいけど。

「なんかこう…ちょーっと変わったような依頼主いないのかな…」

PCの電源を付けて今度はメールの確認。
そしてふと、私の目に止まったのは一通のメール。

「何…これ…」

そこには[君にしか頼めない仕事がある。]というなんとも簡潔にまとめられた文章。
暗殺者であり戦略家でもある私からすると、とても興味深い"面白そうな"依頼だった。
差出人は、我々国…

「へぇ…いいじゃん。」

私にしか頼めない…ねぇ。
自分で言ってしまうのもなんだが、私はそれなりに名の売れている戦略家で。
…暗殺者であることは公には晒してはいないが…それでもそれなりに知られている。何なら変な噂までたっていて…
とりあえず、この依頼は余程高度な暗殺か。はたまた戦争時の戦略の構成か。

「ふふっ…楽しみ…」

自分でも気持ち悪いくらいに口角が上がっているのがわかってしまう。
あれやこれやと考えているうちに、私は少しのナイフとDEをこっそりと持って依頼主の元へと向かい始めた。

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どうも作者です！
軍パロ書くの楽しいね！←

ちなみにAちゃんの容姿↓
黒髪ストレートロング(くせ毛)
黄緑と紫のオッドアイ
細身で華奢
シャツに黒パーカー(シャツの色は気まぐれらしい)

DEとはデザートイーグルの略。
全長15.2センチの小型の銃。