運命の糸 7 (ページ39)

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岩本side

ラウが寝てからなんとかふっかをリビングまで引きずって連れてきた。

深澤「しかしラウの寝顔は天使だな！しまった！写真撮れば良かった……」

岩本「マジでめめに怒られるぞ」

特にする事も無かったので簡単に出来る筋トレをしているとスマホが鳴った。

岩本「舘さんから昼飯作りに来てくれるって。」

深澤「ラッキー！舘さんの飯食える〜」

岩本「ラウのだからな？俺らのはあるか分かんねーよ」

深澤「舘さんは優しいから作ってくれるって！」

それからしばらくして舘さんが来てくれて、ふっかの予想通り俺らの分も作ってくれるらしい。

宮舘「目黒もこの2人に頼んでご飯はどうする気だったのだろう？ふっかなんて絶対使い物にならないじゃん」

深澤「なんでだよ！」

宮舘「料理出来ない。免許ない。あと何が出来るの？」

岩本「ははっ笑。確かに」

深澤「うっ……何もでき……ラウが喜ぶんだよ！」

岩本「別に喜んで無かったけどな」

舘さんは呆れたのか無言でキッチンに向かって行った。

キッチンからいい匂いがしてきた頃ドアが開く音が聞こえてきた。

ラウ「おはよ……」

岩本「起きて大丈夫なのか？」

ラウ「うん、お腹空いた……いい匂いしてきたから」

宮舘「食欲出てきたなら大丈夫だね。すぐ準備するね」

ラウ「……なんで舘さんが居るの？あとなんで他人の家のソファーでいびきかいてる人が居るの？」

岩本「笑。舘さんはラウのご飯作りに来てくれたんだよ。ふっかは……放っておいていいよ」

起きてきたラウは熱も下がったみたいでひと安心。

『ラウ熱下がったみたいだから安心して仕事しな』

きっと心配で仕事どころじゃ無いだろうから……めめを安心させるメッセージを送った。