運命の糸 3 (ページ41)

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ラウールside

舞台開幕まであと1週間。だから稽古も大詰め。
今日も頑張ろ！

ガチャ……

ラウ「おっはよー！」

向井「ラウ！おはようさん。朝から元気やな笑」

ラウ「うん、元気いっぱい！」

佐久間「俺っちも元気いっぱーい！」

渡辺「あぁー朝からうるせ〜な佐久間！」

佐久間「なんで俺だけ！」

阿部「本当にうるさいな(ﾆｺｯ)」

佐久間「すっ、すいませんでした(ﾍﾟｺﾘ)」

阿部ちゃんの笑顔が怖くて、佐久間くんめっちゃ頭下げてる笑。

そんなお兄ちゃん達のやり取りを聞きながらお目当ての人を探すと……いた！

ラウ「めめぇ〜！」

目黒「うぉっ！だから、走った勢いのまま抱きつくなよ。倒れるわ。」

ラウ「へへっ。ごめんごめん。あのね！後で話したい事あるんだけどいい？」

目黒「話したい事？いいけど……今じゃダメなの？」

ラウ「2人の時に話したいから！」

それからすぐ稽古が始まって、ふらふらになりながら、頑張った！やっぱり舞台大好きだな。

稽古が終わってシャワーを浴びてからめめの支度が終わるのを待つ。

目黒「お待たせ。腹減ったし、ファミレスでも行くか？」

ラウ「うん！」

いつも行くファミレスに着いて、注文まで済ませるとめめが口を開いた。

目黒「で、どうした？」

ラウ「ママに話したの。蓮くんと一緒に住んでいいか。
そしたら……バレてた……僕達が付き合ってる事……」