ミルクとコーヒー2

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ラウールside



ラウ「阿部ちゃん……僕の為に嬉しいけどあの人達が気の毒に思えてきた」


阿部「なんでよ〜俺はあくまで優し〜く話しただけだよ！」


その優しくが1番怖いんだよね。


向井「どういう事なん？」


ラウ「それはまた後で説明するね。ところで阿部ちゃん何か用だった？」


阿部「あっ！忘れる所だった！夏休みの家庭教師なんだけどこの日予定あるから休みでいいかな？」


ラウ「全然大丈夫だよ。あと阿部ちゃんの負担になりそうなら減らしてもいいからね」


阿部「それは大丈夫！めめ達も一緒にやる？」


目黒「えっと……俺部活あるから大丈夫っす」


向井「俺おかんの手伝いあったような……」


阿部「残念。また楽しく勉強出来ると思ったのにね！」


目黒「ラウが言ってたブラック阿部ちゃんがわかった気がする」


向井「俺も」


阿部「なんの話しかな？」


目黒＆向井「なんでもないです」


阿部「とりあえず……」


ラウ「えっ……いや……別にこのままでも……」


阿部ちゃんは器用に僕の髪をセットしていく。


阿部「よしっ！美容師さんみたいに上手くはないけどさっきのよりマシだと思う」


向井「阿部ちゃんセンスあるわ〜」


目黒「今度俺のもお願いします」


阿部「何言ってるの！じゃ俺は教室に戻るね！」


阿部ちゃんか去った後は教室かざわざわしているような……


「阿部先輩やばい！めっちゃかっこいいよね！」

「村上くんの髪阿部先輩がやってあげてたね！仲良いの羨ましい！」


向井「阿部ちゃん人気やな」


ラウ「生徒会役員とかやってるし阿部ちゃんかっこいいもん」


目黒「時期生徒会長になれそうだよな」


向井「間違いなく女子の票は確実やな」


阿部ちゃん意外と男子にも人気あるってふっかさんが言ってたからな……


目黒「それよりさ……夏休みの計画そろそろ立てようぜ！」


夏休み……ワクワクが待ってそうだな。

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