ミルクとコーヒー2

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ラウールside



さっきの練習もハードだったけどこの5人で合わせるダンスは更にハード。


深澤「照休憩したい……」


岩本「さっきも休憩したじゃん。もう１回合わせるから」


深澤「照の鬼！」


阿部「まぁまぁ笑。大会近いんだしふっかも頑張ろう！」


佐久間「照が言ってたぞ！大会頑張ったらご褒美あげようかなって」


深澤「ご褒美!?よっしゃ！頑張ろうぜ！」


岩本「佐久間言うなよな……」


どうやらさっき僕が言ったこと気にして本当に指輪買うつもりだったらしい笑。


ふっかさんがやる気を取り戻したのでレッスン再開。


岩本「よしっ、後は大会までモチベーション高めとけよ！」


いよいよ来週かぁ〜。緊張するな。しかも今回はめめ達も見に来てくれるって言ってくれてたし……頑張らないと。


ラウ「2人共待たせてごめんね。帰り遅くなっちゃったよね……大丈夫？」


向井「俺は大丈夫やで！」


目黒「俺も全然平気。それよりさっきのダンスまじで凄かった！あれは優勝だよな絶対！」


ラウ「褒められるの慣れてないから照れるな///でもありがとう！」


向井「ラウはアクロバットしないん？」


ラウ「え……」


向井「ラウ以外みんなやってたやん。それも何か意味があるん？」


それもいつも言われるんだよね……


ラウ「……」


目黒「康二、別にいいじゃん。ラウはアクロバットしなくてもダンスでめっちゃ目立ってるし……」


向井「確かにみんな凄いんやけど何故かラウに目がいってしまうんよな。惹き付けられるって言葉がしっくりくるな」


めめがフォローしてくれたからアクロバットをしない理由は話さずに済んだ。


僕だって出来ることならやりたいよ……


でも無理なんだもん。


こればかりは自分ではどうする事も出来ないんだよね……。


アクロバット出来ない理由が自分自身を好きになれない理由でもある……


こんな事めめ達に愚痴ったらまた怒られちゃうかな……

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