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目黒side
あいつが言う大好きなんて深い意味はない。分かってるのに素直に受け取れない自分もいる。
ラウ「……めめありがとう」
目黒「急に何？」
ラウ「めめがくれた夢だから」
目黒「俺？」
ラウ「うん。めめが言ってくれたから……初めてモデルのお仕事した時パリコレモデルみたいだねって」
そういえばそんな事言った気がする。
ラウ「その言葉がなかったら僕ここまでモデル続けて来れたか分からない。だからありがとう！」
こいつは俺が言った言葉をずっと大切にしてくれてたんだ。
目黒「俺はただ思った事を言っただけだから。ラウなら絶対なれるよパリコレモデル」
ラウ「お世辞でも嬉しい！」
お世辞なんかじゃない。こいつは必ず世界に行く。
確信する何かがある訳じゃないし、そういう話しがある訳でもない。
でもずっと見てきたから分かる……
ラウはきっと原石なんだ。磨けば磨く程輝く。そんなオーラをずっと感じてた。
だからラウが輝けるなら俺はどんな事でもしてあげたい。
目黒「お世辞じゃないよ。本気で思ってるから」
頭を撫でながらこう言ってやればみるみる真っ赤になりながらニコッと笑うラウが愛おしい……なんて思ってしまった。
ラウ「えへへっ///」
これ以上こんな感情を出す訳にはいかない。
ラウは大切なメンバーなんだから。
目黒「そろそろ帰ろうか」
ラウ「えぇ〜もう少し話したいよ……」
ごめんな。俺これ以上お前の隣居たら絶対お前を傷付ける。
手放したくないんだ……
どんな形でもラウの隣りに居たい。
ラウに軽蔑される前にこんな気持ちなかったことにしたい。
目黒「もう遅いから……帰るぞ」
ラウ「分かったよ……」
ちょっと寂しそうにするラウに同じ気持ちを持ってくれているような気がしたけど……
ラウにとって俺はちょっと仲のいいお兄ちゃんだから。
ラウが誰よりも俺を信頼してくれてるなら……俺は自分の気持ちなんて気づかなかった事にする。
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かん(プロフ) - 瑠羽様いつもコメントありがとうございます！私も書きながら終わりが近付いて来ているなと寂しい感じもします。このまま引き続き裏側を書くのも楽しそうですね！少し考えてみようと思います！貴重なご意見ありがとうございます！引き続きよろしくお願いします！ (3月6日 11時) (
レス) id: 6ecb3a1f91 (このIDを非表示/違反報告)
瑠羽 - かん様、だんだんと本編に繋がるところまで来ていますね〜！another storyだったけど、完結してしまうのは残念ですねぇ〜。このお話は一旦終了予定ですか？ずっと裏側書いても面白そうですけれどねぇ〜♪ (3月4日 16時) (レス) @page12 id: 2ee6ace0bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かん | 作成日時：2024年2月23日 8時
