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目黒side
ピコン……
メールの着信音が鳴る度に急いでスマホを見る。
『メールありがとう。家にちゃんと着いたよ。途中でチーフが送ってくれたから大丈夫！話は……また今度聞いてね！じゃおやすみなさい』
目黒「良かった……」
チーフが送ってくれたんだ……本当は俺が送ってあげたかったのに。
話ってなんだったんだろう……
『無事帰れたなら良かったよ。明日舞台終わったら話し聞くから一緒に帰ろ』
そう送ったのに結局その日に返事が返ってくることはなかった。
しょっぴーが言ったこと気にしてるんだろうな。あいつの事だから俺が無理してるなんて遠慮してもう甘えてこないかもしれない。
嫌だ……
あいつに甘えて貰えなくなる。そうなればラウは他のメンバーのところに甘えに行くだろう。
俺だけがいい……
そんな欲張りな事言える立場でもないのに。
俺はただのメンバーなんだから。ラウにとっては8人いるお兄ちゃんの中の1人。
特別な1人にはなれない。
目黒「何考えてんだよ……」
少しずつ顔を出す感情を必死に誤魔化した。
良き兄であり、良き親友でいる。
これ以上出てくるな……俺の中に潜んでる醜い感情……ラウに嫌われるのだけは嫌だから。
翌日楽屋へ迎えばいつも通りのラウが居た。
目黒「ラウおはよう」
ラウ「めめおはよう！昨日メール返せなくてごめんね……」
目黒「ううん……俺の方こそごめんな。話し聞くって約束してたのに」
ラウ「ううん……大した話じゃないから大丈夫！気にしなくていいからね」
「ちーす。めめとラウおはよう」
ラウ「しょっぴーおはよう！朝からお肌ツルツルだね！羨ましい。僕なんか浮腫んで大変だよ……」
渡辺「青汁飲め！」
ラウ「えぇ……それは嫌だな」
すぐしょっぴーと話し出したラウを見て閉じ込めた感情がまた顔を出す。
俺だけがいい……
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かん(プロフ) - 瑠羽様いつもコメントありがとうございます！私も書きながら終わりが近付いて来ているなと寂しい感じもします。このまま引き続き裏側を書くのも楽しそうですね！少し考えてみようと思います！貴重なご意見ありがとうございます！引き続きよろしくお願いします！ (3月6日 11時) (
レス) id: 6ecb3a1f91 (このIDを非表示/違反報告)
瑠羽 - かん様、だんだんと本編に繋がるところまで来ていますね〜！another storyだったけど、完結してしまうのは残念ですねぇ〜。このお話は一旦終了予定ですか？ずっと裏側書いても面白そうですけれどねぇ〜♪ (3月4日 16時) (レス) @page12 id: 2ee6ace0bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かん | 作成日時：2024年2月23日 8時
