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目黒side
相変わらず忙しくてみんなになかなか会えない日々を送ってた。
そんなある日事務所に用があったので立ち寄ると……
目黒「阿部ちゃんと舘さん……久しぶりだね」
やっぱりメンバーの顔を見るとホッとする……でも阿部ちゃんの顔を見て少しだけ胸が苦しくなる。
阿部「めめ久しぶり!」
宮舘「久しぶり。元気そうだね」
目黒「うん。練習なかなか参加出来なくてごめんね」
阿部「そんなの気にしなくていいよ。分からない事とか遠慮なく聞いてね」
阿部ちゃん優しいよな。だからラウも……
目黒「……敵うわけないよな」
阿部ちゃんに支えて貰ってたら好きになると思う。頭良くてかっこよくて可愛らしくて頼りになる人に俺なんかが敵うわけないんだよ。
阿部「めめどうしたの?」
目黒「阿部ちゃん……ラウの事これからも支えてやってね」
阿部「えっ?」
目黒「あいつ阿部ちゃんのこと凄く頼りにしてるみたいだからさ……傍にいてやって」
俺がそう言えは阿部ちゃんの顔がみるみる険しくなってくる。
宮舘「阿部落ち着いて」
阿部「……俺は落ち着いてるよ。めめはそれでいいの?」
目黒「いいもなにもあいつには阿部ちゃんが必要だと思うから……」
阿部「……分かった。めめがそう言うならラウは支える。
でもめめ……後悔しないようにね」
目黒「……」
阿部ちゃんが言った意味が分からない……違う。分かろうとしなかったんだ。
俺の中でどんどん湧き出る想いは見て見ぬふり。
見ないように、気づかないように仕事に打ち込んだ。
だから久しぶりにあった時……
俺はあの時の阿部ちゃんの言葉を思い知らされる。
それは久しぶりに9人で揃える貴重な日。
阿部「ラウそれはこうすれば……」
ラウ「そっか!阿部ちゃんありがとう!」(ニコニコ)
楽屋に入ればこんな光景……
あの笑顔を俺は手放したんだ。
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かん(プロフ) - 瑠羽様いつもコメントありがとうございます!私も書きながら終わりが近付いて来ているなと寂しい感じもします。このまま引き続き裏側を書くのも楽しそうですね!少し考えてみようと思います!貴重なご意見ありがとうございます!引き続きよろしくお願いします! (3月6日 11時) (レス) id: 6ecb3a1f91 (このIDを非表示/違反報告)
瑠羽 - かん様、だんだんと本編に繋がるところまで来ていますね〜!another storyだったけど、完結してしまうのは残念ですねぇ〜。このお話は一旦終了予定ですか?ずっと裏側書いても面白そうですけれどねぇ〜♪ (3月4日 16時) (レス) @page12 id: 2ee6ace0bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かん | 作成日時:2024年2月23日 8時