30 ページ30
渡辺side
めめの家でラウールの誕生日を祝って途中までわいわいしてたんだけどさ……
途中からラウールの様子がおかしいような気がしたけど……気のせいかな？
目黒「もう遅いし泊まっていったら？」
渡辺「俺そのつもりだった」
目黒「おいっ笑」
めめの家はちょくちょく泊まったりするからさ俺はいつも通りなんだけどさ……
ラウ「……僕もいいの？」
俺もそうだったけど大学生って自由になった感があって友達の家に泊まるなんて日常茶飯事。だからなんでラウがわざわざ確認するのか分からなかった。
目黒「いいよ。高校卒業したしお泊まり許可するよ」
ラウ「やったぁ〜！」
渡辺「そんなに喜ぶ？」
ラウ「だって……めめ全然お泊まり許してくれなかったんだもん。まだ高校生だからって……」
めめってこういう所しっかりしてるよな。特にラウールに対してはなんだけどさ。
渡辺「親かよ笑」
目黒「ラウが変な遊び覚えても嫌じゃん。大人の世界は怖い事も多いからさ。だからなるべく夜遊びとかするなよ」
ラウ「はーい……」
そしてラウもめめに従順なんだよな。俺なら絶対反抗して遊びまくるけどな笑。
ラウ位の歳って1番やんちゃしたくなる年頃なんだよ。
渡辺「やっぱり親子みたいだな笑。そろそろ眠いし寝るか！」
寝不足は肌に悪いから寝ることに。リビングに布団3枚並べて修学旅行みたいじゃん笑。
どのくらい寝たのかふと目が覚めると誰か起きてる気配。
隣見るとさ……めめが起きてる。
渡辺「め……」
声かけようと思ったんだけどさ……かけられなかった。
目黒「ラウごめんな……」
ラウの頭を撫でながらそう呟いてた。
ラウ「んん……めぇめ……すぅ……すぅ……」
こいつ寝言までめめって……どんだけめめ好きなんだよ。
俺はそんな呑気な事思ってた。
目黒「……可愛い」
初めて見た。めめがあんなに愛おしいものを見る目をしている所を。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 117人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かん(プロフ) - 瑠羽様いつもコメントありがとうございます！私も書きながら終わりが近付いて来ているなと寂しい感じもします。このまま引き続き裏側を書くのも楽しそうですね！少し考えてみようと思います！貴重なご意見ありがとうございます！引き続きよろしくお願いします！ (3月6日 11時) (
レス) id: 6ecb3a1f91 (このIDを非表示/違反報告)
瑠羽 - かん様、だんだんと本編に繋がるところまで来ていますね〜！another storyだったけど、完結してしまうのは残念ですねぇ〜。このお話は一旦終了予定ですか？ずっと裏側書いても面白そうですけれどねぇ〜♪ (3月4日 16時) (レス) @page12 id: 2ee6ace0bb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かん | 作成日時：2024年2月23日 8時
