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ラウールside
いよいよオーディション。
後悔しないように……
『行ってくるね』
めめにメールをすればすぐに返ってきた。
『ラウらしくな！』
頑張れを言わない所がめめらしい。僕のプレッシャーにならないようにしてくれる優しいめめがやっぱり大好き！
ラウ「よしっ！」
しっかり自分をアピールしてなんとか終わったオーディション。
結果はこの場で発表されて……
ヨウジ「観客をドキッとさせて欲しい。そしてドキッとさせた瞬間に止めて欲しい」
合格と共にヨウジさんからそう声をかけられた。
ラウ「はいっ！頑張ります！」
ヨウジ「頑張ってくださいね。期待してますよ」
明日いよいよ僕は夢の舞台に立てる。
オーディション会場をあとにして真っ先に僕がやった事……
prrr……
「もしもし」
ラウ「もしもし……今大丈夫？」
「大丈夫だよ。オーディション終わった？」
ラウ「うん。最初にめめに報告したかったから……」
めめに電話したんだ。
目黒「それで……どうだった？」
ラウ「……合格できた！」
目黒「よっしゃっ！」
電話の向こうでめめがそう叫んだのを聞いて凄く嬉しかった。
目黒「おめでとう！さすがラウだな」
ラウ「へへっ///ありがとう！」
目黒「やべぇ……泣きそう」
ラウ「なんでよ！」
目黒「そりゃ嬉しいからさ。デビューする前からの夢やっと叶うじゃん」
ラウ「めめぇ……見ててくれる？」
目黒「そんなの見ないとか選択肢ないから」
ラウ「へへっ。めめ大好き！」
また僕の悪い癖……
目黒「……変な事言ってないで他のメンバーに早く報告しな。みんな泣いて喜ぶから」
ラウ「そうだね……じゃ切るね……バイバイ……」
目黒「……じゃぁな」
ばれる前に電話を切った。
ラウ「ｸﾞｽｯ……どうやったら伝わるんだろう」
僕からの好きは一生めめには届かない……
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かん(プロフ) - 瑠羽様いつもコメントありがとうございます！私も書きながら終わりが近付いて来ているなと寂しい感じもします。このまま引き続き裏側を書くのも楽しそうですね！少し考えてみようと思います！貴重なご意見ありがとうございます！引き続きよろしくお願いします！ (3月6日 11時) (
レス) id: 6ecb3a1f91 (このIDを非表示/違反報告)
瑠羽 - かん様、だんだんと本編に繋がるところまで来ていますね〜！another storyだったけど、完結してしまうのは残念ですねぇ〜。このお話は一旦終了予定ですか？ずっと裏側書いても面白そうですけれどねぇ〜♪ (3月4日 16時) (レス) @page12 id: 2ee6ace0bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かん | 作成日時：2024年2月23日 8時
