未来からの救済劇【名探偵コナン】

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『それで、話とは？』



お茶を置いて座って話す。




降「先日、諸伏が助けられた事は
知ってるよな」


『勿論』



降「その助けた人は

伊鶴だったんだな」





動揺しない方がいいと言われた事も
あるが突然だとやはり驚いてしまう……



それにしてもどうしてバレた？





降「秘密裏にFBIにも協力して貰い
公安も全面協力した

そして、あの日の映像が出てきた」



これは、認めなければ
帰らないだろうな




『……確かに、あの日助けた……

それは認める』



それで彼はどうして欲しいのだろうか






降「……諸伏もこっちに来ている

俺たちは伊鶴にお礼を言いたいんだ」



『あのねぇ……お礼を言って欲しくて
助けた訳じゃない

俺は……』



ただ、諸伏の結末を知っていたから




優し過ぎるのを知っていたから……





『俺は、ただ失わせたくなかったから
助けただけだ』




ガチャ




諸「そう言う事なんだな」



降「ヒロ……」




諸「でも、俺は命を助けて貰って
繋いでもらった


だから、お礼を言いたいんだ

本当に……ありがとう」




降「俺からも

本当にありがとう」





頭を下げられてお礼を言われるのは
慣れてないけど……




『どういたしまして……

降谷、諸伏』



俺がこう言わないと折れないな、これは

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