未来からの救済劇【名探偵コナン】

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「あんたの意志はわかった

でも、それは彼等は知ってるのかい」



『ううん……言ってない』



もしも彼等に知られてしまうと
阻止されるから



そうなれば全て元通りになって
萩原達がこの世界から存在が消える。




『だから、私自身を犠牲にして
彼らを助ける

それが、1番の方法』




「……残酷なものだねぇ……

運命ってやつは」




そう、運命は時に優しく


時に残酷でもある。





その歯車を変えてしまった者は
それなりの覚悟を持っていなければ
ならないのだ



だから______







『忠告、ありがとう

私ね皆に出会えて本当に良かったんだ
今まで彼等のような同期には

出会えて居なかったから』





だから、助けたいんだ。




国を想い、家族を想い、

友人を想い、仲間を想い







大切な人達を守って先にいってしまった
彼らを……






「………………最後に聞くとする

あんたの人生はどうだったかい？」






『勿論

とても楽しかった』




それ以外にどうだったかと言われても
しっくりとは来ないから



悔いは残してない。






「本当に、バカな子だね……」

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